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デュアルSilent Switcherシリーズの新製品 「LT8650S、LT8652S、LT8653S」を発表【アナログ・デバイセズ】
2020年5月19日
アナログ・デバイセズ、デュアルSilent Switcherシリーズの新製品 「LT8650S、LT8652S、LT8653S」を発表
~低EMI動作とスタック構成が容易な出力電流~
想像を超える可能性を実現するアナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は、オートモーティブ、通信、およびソリッドステート・ドライブ電源を対象とするデュアル・チャンネル4A/8.5A/2A同期整流式降圧Silent Switcher®(サイレント・スイッチャ)コンバータの新製品「LT8650S、LT8652S、LT8653S」を発表しました。この新コンバータは、独自のSilent Switcher 2アーキテクチャとスペクトラム拡散周波数変調機能を組み合わせて、PCBレイアウトの堅牢性を確保し、CISPR25エミッション規格を容易にクリアする超低EMI性能を実現します。
● データシートのダウンロード、サンプルおよび評価用ボードの注文についてはこちらから:
http://www.analog.com/jp/LT8650S
http://www.analog.com/jp/LT8652S
http://www.analog.com/jp/LT8653S
● EngineerZone®オンライン・テクニカル・サポート・コミュニティでは、技術者およびADI製品の専門家への質問や意見交換ができます。詳細はこちらから:
http://ez.analog.com/power
● Silent Switcher 2に関するビデオの視聴はこちらから:
https://www.analog.com/en/education/education-library/videos/5766619334001.html
● アナログ・デバイセズのSilent Switcherソリューションに関するアプリケーション・ノートと技術記事についてはこちらから:
https://www.analog.com/en/products/landing-pages/001/silent-switcher.html
LT8650S、LT8652S、およびLT8653Sは、大電流アプリケーション向けにスタック構成を容易にした出力も特長です。出力を並列構成にして、熱性能を最適化しながら、システム条件に基づいて出力電流をスケールアップまたはスケールダウンできます。これにより、単一のデバイスを複数のアプリケーションで使用できるので、在庫の製品種類を最小限に抑え、評価時間を短縮できます。例えばLT8652Sは、各2チャンネルから同時に最大8.5A DCを供給するか、いずれか1チャンネルのみの使用で最大12A DCを供給できることに加え、2チャンネルを並列接続し、2相17A DCを供給することができます。2個のLT8652Sチップを同期させれば、4相34A DCの電源を構築できます。
LT8650S/LT8652S/LT8653Sの主な特長
• Silent Switcher 2技術と内蔵バイパス・コンデンサにより、CISPR25エミッション規格をクリア
• 軽負荷動作に適した超低自己消費電流のBurst Mode®
• 1チャンネルで最大17A(LT8652S)を供給
• 調整可能で同期可能な周波数(300kHz~3MHz)
アナログ・デバイセズについて
アナログ・デバイセズは1965年の創業以来、高性能アナログで世界をリードし、さまざまな技術的課題を解決してきました。
世界にインパクトを与えるイノベーションを実現するために、私たちは最先端のセンシング、計測、パワーマネジメント、通信、信号処理技術でアナログとデジタルとの懸け橋となり、世界の動きをありのままに描き出します。
想像を超える可能性を―アナログ・デバイセズ analog.com/jp
アナログ・デバイセズの公式Twitter(日本版) @AnalogDevicesJP
Silent SwitcherとEngineerZoneはAnalog Devices, Inc.の登録商標です。
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