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物流支援ロボットCarriRo®シリーズ、 倉庫・工場内での感染症対策に無人化、遠隔化機能を拡充【ZMP】

2020年5月13日

物流支援ロボットCarriRo®シリーズ、
倉庫・工場内での感染症対策に無人化、遠隔化機能を拡充

株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口恒)は、倉庫や工場内での省人化や新型コロナウイルスへの感染拡大を防ぐために、物流支援ロボットCarriRo®や無人フォークリフトCarriRo® Forkへの無人化、遠隔化機能を拡充します。

現在、新型コロナウイルスの感染拡大により、人々に外出自粛要請が求められる一方で、巣ごもり消費の増大などの影響を受け、食品、日用雑貨類などを中心に物流が急増している状況です。そのような中、倉庫や工場内では増大する物流を止めないために、日々作業者が現場で業務に従事しており、そのような方々への感染拡大を防ぐために、通常よりも少ない人手での運用により三密の回避などの対策が急ピッチで進められています。しかし、当該対策に伴う業務負荷の増大や感染リスクによる心的なストレスなど、日々課題として大きくなっているのが現状です。

このような物流における急激な業務環境の変化に対応すべく、物流支援ロボットCarriRo®や無人フォークリフトCarriRo® Forkなどの物流ソリューションに対して、機器間の連携制御や、クラウドAIによる全体制御・遠隔監視により、無人化、遠隔化機能を拡充します。これらの機能を拡充することにより、現場で従事する作業者の人数を減らすとともに、また万が一、人手での復旧などが必要な場合には遠隔で機器を操作することにより、倉庫や工場内での感染リスクを低減することが可能です。

拡充される機能は、 以下となります。

1.CarriRo® ForkとCarriRo® AD+(パレット積載タイプ)によるパレットの無人搬送ソリューション

CarriRo® ForkとCarriRo® AD+が連携してパレットの積み下ろしを行う様子

CarriRo® AD+(パレット積載タイプ)は自動でパレット台車に潜り込み、目的地への自動搬送、到着時の切り離しをシームレスに実現でき、その走行情報をCarriRo® Forkと受け渡しを行うことにより、搬送したパレットを無人で棚に格納したり、棚からパレット台車に対して積載することが出来るようになります。本連携機能は2020年9月よりリリースします。

2. 牽引アタッチメントの自動切り離し

自動離脱機によるスリムカートの切り離しの様子

arriRo® ADやCarriRo® AD+(台車タイプ)にはカゴ台車やスリムカートを牽引して搬送後、目的地に到着すると自動で牽引を切り離すための専用アタッチメントを提供しています。本機能を活用することにより、目的地に作業者がいなくとも、CarriRo®の稼働を止めずに搬送を行うことが可能になります。

本アタッチメントは2019年11月より出荷を開始しておりますが、適用可能な台車の種類の拡大、停止時間や制動距離の設定の柔軟性など、ご要望を踏まえ、改良いたしました。

3. クラウドサービスROBO-HI®(ロボハイ)による複数台同時・遠隔操作機能

クラウドサービスROBO-HI®連携イメージ

ROBO-HI®は、WiFiなどの無線環境下において、複数台のCarriRo®を同時に監視・制御することが可能なクラウドサービスです。2020年4月より、本機能にCarriRo®のすれ違い、呼び出し機能が実装されました。これにより、倉庫・工場内での搬送作業を、より人手を介さずにシームレスに行うことが可能になります。

また、タブレット、スマートフォン、又は専用コントローラーなどを用いて、遠隔地からCarriRo®を操作することが可能になる、遠隔監視・操作機能が搭載されますので、「現場の状況をカメラでリアルタイムで確認したい」、「CarriRo®の復旧作業を遠隔地から実施したい」などのご要望にもお応えします。本遠隔操作機能は、2020年8月よりリリースします。

【物流支援ロボットCarriRo®について】

物流支援ロボットCarriRo®は、ZMPが開発に取り組む自動タクシー®のサービス実証に代表されるZMPの自動運転技術を応用して開発された製品です。少子高齢化の流れにより急速な人手不足となっている物流業界において搬送作業の負荷を軽減し、省人化・効率化を目的として販売を実施しております。現在販売開始から累計約200ユーザーの導入実績があり、自律移動による新たな付加価値により物流拠点や工場を始め、ホテルなどのサービス業界と様々な分野に導入が広がっております。
製品Web URL:https://www.zmp.co.jp/carriro/
製品紹介動画:https://www.youtube.com/watch?v=dkfvVXNdaCU​​​​​​​

【製品価格】
CarriRo® FD(追従モデル):5年リース 月額34,000円(税別)/ 1台
CarriRo® AD(自律モデル):5年リース 月額52,000円(税別)/ 1台
CarriRo® AD(外部入出力機能搭載モデル): 5年リース 月額58,000円(税別)/ 1台
CarriRo® AD+(台車タイプ): 5年リース 月額73,000円(税別)/ 1台
(パレット積載タイプ):5年リース 月額82,000円(税別)/ 1台

【主な仕様】 以下は、CarriRo® FD/ADの仕様となります。

【本件に関するお問合せ】
株式会社ZMP ロボライフ事業部 TEL:03-5844-6210 E-Mail:info@zmp.co.jp

【株式会社ZMP】
http://www.zmp.co.jp/
本社:東京都文京区
代表取締役社長:谷口 恒
「Robot of Everything 人が運転するあらゆる機械を自動化し、安全で、楽しく便利なライフスタイルを創造する」というミッションのもと、①ADAS(先進運転支援)、自動運転技術開発用プラットフォームRoboCar®シリーズ及びセンサ・システムの開発・販売、②移動体メーカ(自動車、商用車、建設機械、農業機械、物流搬送機器、屋外作業機械等)向け自動運転等の開発支援、実験代行RoboTest®、③物流支援ロボットCarriRo®の開発・販売を行っています。そのほか、ソニー㈱との合弁会社であるエアロセンス㈱やJVCケンウッドとの合弁会社である㈱カートモ、ハーツユナイテッドグループとの合弁会社である㈱ZEGを通してを通して、ZMPはこれからも世の中に感動を与える製品やサービスを提供してまいります。








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