ニュース
最新の直列4気筒クリーン・ディーゼル・エンジンを搭載した新型BMW 118d発売【ビー・エム・ダブリュー】
2020年4月2日
・高い環境性能を実現する2.0L直列4気筒クリーン・ディーゼル・エンジンを搭載した、新型BMW 1シリーズで最高の燃料消費率
・ディーゼル・モデルらしいパワフルな個性を象徴する直径90mmのエキゾースト・テールパイプを左右に装備
・リバース・アシストを含むパーキング・アシストや、ドライビング・アシストを標準装備
ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: クリスチャン・ヴィードマン)は、BMWの最もコンパクトなモデルであり、軽快な走行性能と高い機能性を備えた新型BMW 1シリーズのラインアップに、環境性能の高いクリーン・ディーゼル・エンジンを搭載し新型BMW 1シリーズの中でも最も高い燃費性能を誇る「新型BMW 118d(イチ・イチ・ハチ・ディー)」を加え、全国のBMW正規ディーラーにて、本日より販売を開始する。
新型BMW 1シリーズは、キドニー・グリルやヘッド・ライトに最新のデザイン・コンセプトを採用し、低重心を強調するリヤ・デザインに個性的なL字型テール・ライトをアクセントに装備するなど、先代モデルからデザインを一新して2019年に発売された。日本初導入となるタイヤスリップ・コントロール・システム(ARB)の採用や、前輪駆動方式採用による広い室内空間、リバース・アシスト等の運転支援機能を標準装備するなど、エントリー・モデルながら、高い走行性能と機能を備えている。
今回発売される新型BMW 118dは、先代モデル比でCO2排出量を約5%削減し、燃料消費率16.7km/L(WLTC)を実現する、新開発2.0L直列4気筒クリーン・ディーゼル・エンジンを搭載している。軽快でスポーティな走行を実現するガソリン・モデルに対し、新型BMW 118dは、最高出力150PS(110kW)/4,000rpm、最大トルク350Nm/1,750rpm-2,500rpmを発揮する力強い走りと、高い環境性能を備えている。
運転支援機能としては、レーン・チェンジ・ウォーニング、後部衝突警告機能、クロス・トラフィック・ウォーニング(リア)、スピード・リミット情報表示機能が追加されたドライビング・アシストを標準装備している。さらに、直近に前進した50mの軌跡を記憶し*、その軌跡通りに後退する際に、ステアリング操作を自動で行う「リバース・アシスト」を備えたパーキング・アシストを標準装備している。オプションのナビゲーション・パッケージを選択すれば、会話のみで車両の操作や、情報へのアクセスが可能となるBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントが装備され、機能性と操作性を大幅に向上している。 *: 時速35km以下の走行時
デザイン面でも、スタイリッシュでスポーティに一新された新型BMW 1シリーズをベースに、パワフルなディーゼル・エンジンを象徴するに相応しく、リア左右に、径90mmのエキゾースト・テールパイプを装備している。
BMWは、日本国内における環境負荷低減をより一層加速させるため、燃費効率が高いクリーン・ディーゼル・エンジンを搭載した本モデルに、通常モデルより一部装備内容を変更することでオーナーに様々な追加的な歓びを提供する「Edition Joy+」をラインアップし、価格を抑えることで、より多くの方に環境性能の高いモデルの販売を促進する。
さらに、「Joy of Ownership.一人ひとりに、歓びと安心を。」をコンセプトに掲げ、顧客がBMWの高品質な製品を安心して満喫できるよう、2016年よりBMW全モデルに、3年間の無償メインテナンス、タイヤ/キーの破損や紛失の際の費用サポート等が含まれる「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」を提供している。これにより、納車と同時に、全ての顧客に対して、BMWを所有する歓びと安心を提供している。
最新2.0L直列4気筒クリーン・ディーゼル・エンジンについて
新型BMW 118dには、新型BMW X2 xDrive18dに初採用された新開発2.0L直列4気筒クリーン・ディーゼル・エンジンが搭載されている。このエンジンは、よりパワフルかつ、より環境性能を高めるため、様々な改良が施されている。BMW 1シリーズとしては初となる、2ステージ・ターボチャージャーを採用し、エンジン起動直後の低回転域でも効率良くターボを活かすことが可能となった。ピストン・シリンダーの形状は、ディーゼル・エンジン特有のノイズを軽減するため、エンジン作動時のシリンダーの歪みを計算したピストン側が少し膨らんだ形状を採用することで、シリンダー内の摩擦を大きく減らしている。燃料を燃焼室内に供給するインジェクション・システムには、ニードル・センサー(NSC)が備わったソレノイド・バルブ・インジェクターを採用することで、より正確なタイミングで必要量を噴射することを可能にしている。さらに、最大燃料噴射圧力が従来比約200bar増加した2200barまで高めたことで、燃料をより細かく微粒化し、燃焼効率を高め排気ガス残量物を減らし、よりクリーンな燃焼が可能となった。そして、高品質尿素水(AdBlue)を活用し排気ガスを無害な窒素と水に分解する、SCRシステムも最新型を搭載し、環境性能を高めている。
BMW Intelligent Personal Assistant
(BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント)
BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントは、AI技術を活用することで、音声で車両の操作、情報へのアクセスが可能となるBMW最新の機能である。今までの音声入力と異なり、より自然な会話で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動可能にする他、使用頻度に応じてドライバーの好みを学習し、長く乗り続けるほどドライブにおける真のパートナーとしての役割を担うことが可能となる。そして、BMWのインテリジェント・パーソナル・アシスタントの最たる特徴は、ドライバーがシステムの「名前」を自由に付けることが可能な点である。例えば、BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントを起動する際、「OK, BMW(オーケー・ビー・エム・ダブリュー)」だけでなく、「(例)1シリーズ」と、呼びかける言葉を任意に設定することが可能なため、より身近な存在としてストレス無く使用することが出来る。
BMWコネクテッド・ドライブについて
新型BMW 1シリーズには、BMWコネクテッド・ドライブを標準装備している。BMWコネクテッド・ドライブは、車載通信モジュールにより、ドライバー、クルマ、そして取り巻く情報をITネットワークで繋ぐことで、「もしもの時に備える万全の安全性」、「カーライフを進化させる革新の利便性」、「充実の情報と最新のエンターテインメント」を提供する総合テレマティクス・サービスとして2013年に輸入車として初めて導入された。また、スマートフォン向けアプリの導入により、車両情報やニュース等へのアクセスを可能にし、顧客の利便性を向上させるサービスを提供してきた。さらに、2018年8月には、より操作性・利便性を高めた新たな機能を追加すると共に、新しいスマートフォン向けアプリ「BMW Connected」を導入し、車とユーザー、情報をシームレスに繋げ、より快適でスマートなモビリティ・ライフをサポートする新しいパーソナル・アシスタント・サービスとして生まれ変わった。
主な車両諸元
BMW 118d
全長4,335mm*、全幅1,800mm、全高1,465mm、ホイール・ベース2,670mm、車両重量1,490kg、車両総重量1,765kg、排気量1,995cc、直列4気筒ディーゼル・エンジン、最高出力150PS(110kW)/4,000rpm、最大トルク350Nm/1,750rpm-2,500rpm、燃料消費率WLTC 16.7km/L。
*: M Sportは、全長4,355mm
ビー・エム・ダブリュー株式会社ホームページはこちら