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日本で初の専用共配センター併設型水素ステーション稼働により『FC小型トラック』の実証実験エリア拡大 配送に伴うCO2排出削減に向け、栃木県で実証実験を開始【セブン&アイホールディングス】
2015年8月6日
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:永松 文彦)は、北関東エリアにおける配送業務を委託している丸伊運輸株式会社様(本社:東京都府中市、代表取締役社長:伊藤 公一)が、日本初の水素ステーション併設型配送センターである『チルド米飯佐野センター』を栃木県栃木市で稼働開始したことに合わせ、都内で行っていた『FC小型トラック』の実証実験を、栃木県内の一部エリアで実施いたします。
今回、実証実験エリアを拡大することで、都内とは異なる気象条件や道路条件で走行テストを行い、将来的な配送に伴うCO2の削減を目指します。
セブン&アイグループでは、社会ニーズの変化や環境問題等、様々な社会環境の変化に対応するため、環境宣言『GREEN CHALLENGE 2050』を2019年5月に定め、お客様やお取引様をはじめ全てのステークホルダーの皆様と共に“豊かで持続可能な社会”の実現に向けて取り組んでまいりました。セブン‐イレブンでは、配送時におけるCO2排出量削減の取り組みとして、店舗に商品を運ぶトラックの一部に、ハイブリッド型やEV等、環境配慮型の車両を導入してまいりました。19年4月からは、トヨタ自動車株式会社様(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:豊田 章男)が開発した『FC小型トラック』の実証実験を行っております。
丸伊運輸様も、環境に対する取り組みの一環として、水素エネルギーが広く社会に浸透することを期待されております。
セブン&アイ・ホールディングスは、今後も様々な取り組みを通じ、豊かで持続可能な社会の実現を推進してまいります。
【ご参考➀】:『FC小型トラック』の取り組み
寸法 全長 6,185/全幅 2,180/全高 2,970 mm
最高出力 114kW/155PS
水素貯蔵量 約7kg(3本)
走行距離 約200km
■特長:トヨタ自動車『MIRAI』のFCユニットを搭載し、走行中にCO2等の環境負荷物質を排出しない。
FCユニットで発電した電気は、動力のほかに冷蔵ユニットの電源で使用する。
■テスト:2019年春から都内で『FC小型トラック』による運行テストを実施。
再生可能エネルギーを最大限に活用できる手法を検証、評価を行っている。
【ご参考➁】:『とちぎ水素ステーション』、『チルド米飯佐野センター』の概要
・運営会社:丸伊運輸株式会社
・名称:『とちぎ水素ステーション』『チルド米飯佐野センター』
・所在地:栃木県栃木市藤岡町大和田字西新井1213-1
・敷地面積:水素ステーション全体 3,328平方メートル
チルド米飯共配センター全体 約39,000平方メートル
・水素供給:液化水素オフサイト供給
・供給能力:燃料電池自動車:300N㎥/h(1時間あたりMIRAI5台の満充填が可能)
・充填圧力:82MPa(メガパスカル)(約820気圧)
・設備構成:液化水素貯槽、水素圧縮機、蓄圧機、ディスペンサーなど
『とちぎ水素ステーション』
ディスペンサー
『チルド米飯佐野センター』
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