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新型の原付二種レジャーモデル「CT125・ハンターカブ」を発売【本田技研工業】
2020年3月20日
Hondaは、アウトドアレジャーの用途に適した装備を採用した新型の原付二種(第二種原動機付自転車)レジャーモデル「CT125・ハンターカブ」を6月26日(金)に発売します。
CT125・ハンターカブ(グローイングレッド)
CT125・ハンターカブは、「Super Cub(スーパーカブ)」シリーズの魅力である普段使いの気軽さに加えて、郊外へのツーリングやキャンプなどさまざまなアウトドアレジャーへの移動手段として、楽しみをより一層拡げる機能性を備えたモデルです。
車体は、スーパーカブC125をベースに、市街地走行から郊外へのツーリングや林道でのトレッキングなど、幅広い走行状況を想定した車体諸元とフレーム剛性バランスの最適化を図るとともに、不整地でのトレッキング性能をより高める装備として、110mmのストローク量を持たせたフロントフォーク、アップマフラーやアンダーガードなどを採用しています。また、ブレーキは前後にディスクブレーキを採用しています。
エンジンは左手によるクラッチ操作を必要としない自動遠心クラッチを採用した、空冷・4ストローク・OHC・単気筒124ccを搭載。市街地での頻繁な発進停止や、ツーリングやトレッキングにおけるゆったりとした巡航時など低中速域での力強さを重視した出力特性としています。
スタイリングは、スーパーカブシリーズのアウトドアレジャー向け派生モデルに共通した機能的でタフなイメージと、現代の生活スタイルとの調和を図った独自の存在感を主張するデザインとし、カラーリングは、市街地からアウトドアまで幅広い環境に調和するグローイングレッドとマットフレスコブラウンの全2色を設定しています。
CT125・ハンターカブ(マットフレスコブラウン)
販売計画台数(国内・年間)
8,000台
メーカー希望小売価格(消費税10%込み)
440,000円(消費税抜き本体価格 400,000円)
* 価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません
CT125・ハンターカブの主な特徴
車体・足回り
・スーパーカブC125のフレームをベースにリアフレームを延長。ヘッドパイプまわりの補強や、
追加されたピボットプレートなどにより、市街地からトレッキングまで幅広い走行状況を
想定した剛性バランスの最適化を図っています。
・一般的なモーターサイクルと同形状のトップブリッジとテレスコピック式フロントフォークに、
アップハンドルを採用。見晴らしの良いアップライトなライディングポジションとしています。
・路面の凹凸がある不整地などの走行状況での車体取り扱い性を高めるため、アップマフラーや
アンダーガードを採用するなど、165mmの最低地上高を確保しています。
・ブレーキは前後にディスクブレーキを採用するとともに、フロントのみ作動する
1チャンネルABS※1を装備。制動時の安心感をさらに高めています。
・前後ホイールには、足まわりを引き締めるマットグレー塗装仕上げのスチールリムに
ステンレススポークを採用しています。
※1 ABSはライダーのブレーキ操作を補助するシステムです。ABSを装備していない車両と同様に、
コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、無理な運転までは対応できません。ABS作動時は、
キックバック(揺り戻し)によってシステム作動を知らせます
エンジン
・ハイマウント吸気ダクト採用のエアクリーナーとアップマフラーによる専用の吸排気システムを採用。
市街地での頻繁な発進停止や荷物積載時の登坂路走行から、ツーリングやトレッキングにおける
ゆったりとした巡航時など、低中速域での力強さを重視した出力特性としています。
スタイリング
・ボディー各部の面構成をシンプルに仕上げながら、アップマフラー、エアクリーナーカバー、フューエルタンク、
大型キャリア、鋼板フロントフェンダーなどを過度に一体化させない造形とすることで、
タフな印象と現代的な印象のバランスを図ったスタイリングとしています。
・カラーリングは、市街地からアウトドアまで幅広い環境に調和するグローイングレッドと
マットフレスコブラウンの全2色を設定。エンブレムには歴史あるHonda二輪プロダクトブランドで
あることを象徴する、オールドタイプのウイングマークを採用しています。
その他
・全灯火器に、シンプルなデザインとしつつも存在感のある発光表現を可能とした省エネルギーで
長寿命なLEDを採用しています。
・容量5.3Lのフューエルタンクを採用。長距離ツーリングなどでの安心感をより高めています。
・さまざまな荷物の積載に便利な大型リアキャリアを装備しています。
・2人乗りに対応するピリオンステップを装備しています。
・エンジン始動が簡単なセルフ式スターターに加え、キック式スターターも装備しています。
主要諸元
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