ニュース

トマソ ヴォルペが日産のグローバルモータースポーツダイレクターに就任【日産自動車】

2020年3月17日

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、4月1日付けで現在インフィニティモーターカンパニーにおいてグローバルモータースポーツ及びパフォーマンスプロジェクトのダイレクターを務めているトマソ ヴォルペが、日産のグローバルモータースポーツダイレクターに就任すると発表しました。ヴォルペはフォーミュラE選手権やSUPER GT、そしてGT3車両を使ったグローバルなレース活動等の日産のモータースポーツ活動を統括します。

ヴォルペは、2014年からインフィニティのモータースポーツ部門を率いていますが、今後はインフィニティに加え、日産のグローバルモータースポーツも担当することになります。

「日産のグローバルモータースポーツプログラムをリードすることになり、とてもワクワクしています。フォーミュラEチームは、前任のマイケル カルカモとチームの献身的な取り組みのおかげで、多くの素晴らしい成果を上げました。日産とニスモは今年もフォーミュラEとSUPER GTのワークス活動を二本柱とし、カスタマーレーシングプログラムにも引き続き技術支援を行います。もちろん、インフィニティもグローバルなアクティベーションプログラムを追求しますし、両者の相乗効果も期待できると考えています」とヴォルペは語りました。

前任のマイケル カルカモは、2015年から日産のモータースポーツダイレクターを務め、2018年からはフォーミュラEプロジェクトをリードしました。カルカモは在任中の活動を振り返り、「フォーミュラE初参戦となった昨シーズンに日産e.damsチームは、ポールポジションを6回、表彰台を6回獲得し、ニューヨークe-Prixでは初優勝を飾りました。また、セバスチャン ブエミはチャンピオンシップで総合2位になり、ローランドはルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝きました。参戦を決めるまでも、そしてシーズン中にも多くの苦労がありましたので、こうした素晴らしい成績を残すことができて本当に報われました。チームの全員に感謝したいと思います」と語りました。今後、カルカモはプログラムダイレクターとしてスポーツカーを担当します。

グローバルプロダクトマーケティング&モータースポーツ本部の本部長であるピエール ロワンは、次のように語りました。「カルカモはこれまで日産のフォーミュラEプログラムへ献身的に取り組み、日産のEVリーダーシップを訴求し続けてきました。カルカモのこれまでの貢献に心より感謝します。新任のヴォルペは、彼が培ってきたモータースポーツとマーケティングの豊富な経験を活かして活躍してくれることでしょう」





日産自動車株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#日産自動車
#自動車メーカ
#モータースポーツ
#2020年3月17日