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中南米地域のトータルサポート体制を強化【日野自動車】

2020年1月20日

中南米地域のトータルサポート体制を強化
― トータルサポート推進拠点のパナマ・中南米事務所を拡大移転、開所式を実施 ―

 日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:下義生、以下日野)は、パナマにある中南米事務所を移転し、中南米地域のトータルサポート活動の推進拠点としての機能を強化します。1月17日(現地時間)に開所式を実施し、在パナマ日本国大使館の大脇崇特命全権大使、パナマ商工省のRamon Martinez大臣といった来賓をお招きするとともに、日野からはトータルサポート領域を担当する常務役員の山敷恵らが出席しました。

 日野は、2018年10月に公表した「Challenge2025」において、お客様と社会へ価値を提供していくための事業基盤強化の一環として、グローバル販売台数の拡大とお客様の稼働を支援する「トータルサポート」の強化を掲げています。中南米地域は、北米地域とともに日野が第3の柱と位置付ける米州を構成する重要な市場です。

 このたび、中南米全域に対するトータルサポートの「地域推進拠点」としての機能強化を目的に、中南米事務所をパナマ・パシフィコ経済特区内に移転し、各国販売代理店の人財育成のための研修・会議、スキルコンテスト開催のためのスペースを拡大しました。これにより、お客様の車両のアップタイムを最大化し、ライフサイクルコストを最小化する「最高にカスタマイズされたトータルサポート」のスムーズな実践とさらなる強化を図ります。

 中南米地域における日野車販売の歴史は古く、1960年代の発売以来、お客様のニーズにあった商品ときめ細かいサポートで販売台数を伸ばしてきました。2019年には、中南米全体として年間約1万5千台を販売し、累計では約20万台の販売となっています。保有台数の増加を背景に、2013年にはパナマにアフターサービス技術のトレーニングセンターとなる中南米事務所を開設。パナマは広域な中南米の中心に位置する交通の要衝であり、代理店研修、イベント・会議開催等でその地理的利点を活かしてサポート活動を推進してきました。さらに、2016年には、新車導入前商品教育を追加するなどして、拠点機能を拡大してきました。今後も、中南米地域のお客様のビジネスに貢献していくため、お客様の車両一台一台を最適な状態に保つ「最高にカスタマイズされたトータルサポート」に向けた取り組みを加速していまいります。

 日野は、「もっと、はたらくトラック・バス」をスローガンに掲げ、その実現に向けて「安全・環境技術を追求した最適商品の提供」「最高にカスタマイズされたトータルサポート」「新たな領域へのチャレンジ」の3つの方向性に注力しています。お客様や社会に継続的に価値を提供していくために、チーム日野一丸となり常にチャレンジを続けていきます。

■外観

  




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