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介護用歩行器 J-Walker テクテックにゲーミフィケーションを採用【ジェイテクト】

2019年11月19日

介護用歩行器 J-Walker テクテックにゲーミフィケーションを採用
自分の歩行レベル見える化し利用者・施設・家族で歩行レベルを把握、ゲーミフィケーションによってリハビリの長続きを実現

株式会社ジェイテクトは、2017年4月に新規事業推進部を組織し、既存事業とは異なる新たな領域の開拓を行っています。少子高齢化・環境・エネルギー問題といった将来の社会課題に対するニーズと当社の既存事業で培った技術やノウハウといったシーズを掛け合わせ、新規事業の立ち上げを推進。2019年5月に社会保障費・介護士不足という社会問題に対し、自社のシーズである人と機械が調和する技術を掛け合わせ、自立歩行支援を目的とした介護機器「J-Walker テクテック」の開発を発表。
前回の発表に引き続き、トレーニングにゲーム性を持たせるゲーミフィケーションを採用し、利用者が継続して外出し、リハビリテーションが行える、Only Oneの機能を紹介。

1.アプリケーションを用いたトレーニング成果向上機能
専用アプリを用いて利用者の使用状況や歩行レベルを取得。利用者にはトレーニング意欲を向上する演出や応援などのゲーム要素を織り交ぜ、施設向けにはトレーニング効果の見える化や家族への報告資料などの作成が可能となる機能を搭載。

参考. J-Walker テクテック 商品概要

事業コンセプト: Human Harmonics 人と機械[モノ]の調和
商品名 :J-Walker テクテック
キャッチコピー: いつもの歩行器にウォーキング理論をプラス
開発背景 :
日本では、高齢化社会が進行し、社会保障費・介護士不足が深刻な問題となってきており、健康寿命延命する手段が求められている。
この問題に対し、自立歩行が困難になってきた要介護者の歩行支援を促すために、トレーニング機能を保有することを特長。

2.製品機能
上記「自分の歩行能力が見えるゲーミフィケーション機能」に加えて、「ポールウォーキング理論を採用した最適なトレーニング機能」「自動車分野で培った歩行アシスト機能」の3つの機能で利用者の継続的な使用と歩行能力の改善に貢献していきます。

ポールウォーキング理論

ポールウォーキング理論

3.今後の展望
介護施設および家庭での使用を想定し、2020年度の販売開始を目指し開発を推進していきます。
自立支援歩行器を皮切りに介護業界に参入。本製品に加え、製品・サービスを充実させ、介護領域でのNo.1&Only Oneの価値を提供していきます。

ジェイテクトウェブサイト:https://www.jtekt.co.jp/








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