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社会貢献活動として2012年度も3つの出張授業を継続実施【日産自動車】
2012年5月22日
日産自動車㈱(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロス ゴーン)は、同社の社会貢献活動の一環として取り組んでいる、「日産モノづくりキャラバン」「日産デザインわくわくスタジオ」「日産わくわくエコスクール」の出張授業を今年度も実施します。
「日産モノづくりキャラバン」は、同社の生産部門が中心となって企画した出張授業で、自動車会社として培ってきたノウハウを活用し、グループワークを通じて児童たちにモノづくりの楽しさや魅力を伝えます。2007年度に神奈川県で開始した同授業は、2008年度には栃木県と福岡県にも対象地域を拡大しています。2011年度は同3県に加え、東日本大震災の被災地支援の一環として福島市と郡山市で授業を行ったほか、海外ではアグアスカリエンテス工場のあるメキシコの小学生を対象に授業を開始しており、国内外合わせて年間で約260校、約17,000人の小学生に授業が届けられました。今年度も国内では神奈川県、栃木県、福岡県、海外ではメキシコを対象に実施します。
「日産デザインわくわくスタジオ」は、2008年度に同社デザイン部門が開始した出張授業で、文部科学省が推奨する小学5・6年生に向けたキャリア教育推進の趣旨に沿う形で同社が独自に企画し、神奈川県を中心に実施しています。日産の現役デザイナーが小学校を訪れ、クルマができるまでの過程を紹介するとともに、児童が事前に描いたクルマの絵をもとに、デザイナーがスケッチ作業のデモンストレーションを行うなど、カーデザイナーの仕事を間近に見ることができる内容となっています。さらに、カーデザイナーという職業を選択した理由や、夢を実現するために努力することの重要性などを講師自身の体験に基づき伝え、子どもたちの職業観形成に寄与することを目指します。2011年度は25校を訪問、約2,000人の小学生が受講しました。
「日産わくわくエコスクール」は、2008年度に同社の開発部門が開始し、神奈川県を中心に実施している出張授業で、地球の環境問題、およびそれに対する日産自動車の環境の取り組みについて体験を通じて楽しく学べる仕組みになっています。授業内容は日産が独自に企画したもので、環境問題への基本的な理解を深める第一部と、これからのモビリティ社会を擬似的に体験するエコカー(電気自動車、燃料電池自動車)キット製作を行う第二部、100%電気自動車「日産リーフ」または燃料電池自動車に体験試乗する第三部から構成されます。2011年度は外部でのイベント等を含め40回実施、約3,400人の小学生が参加しました。
日産自動車は「教育への支援」、「環境への配慮」、「人道支援」を社会貢献活動の重点分野に定め、出張授業のほかにも、29年目を迎える「ニッサン童話と絵本のグランプリ」や、自然災害による被災地支援などに幅広く取り組んでいます。日産は今後も“青く美しい地球を守り、人や社会と共生する企業市民でありたい”という「ブルーシチズンシップ」の精神に基づき、社会貢献活動を継続していきます。
各授業の詳細情報および申し込み方法は、2012年4月にリニューアルした下記ウェブサイトをご参照ください。
【出張授業WEBサイト】 http://www.nissan-global.com/JP/CITIZENSHIP/VISITINGSCHOOL/
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