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13GHz~25GHz帯域 高ダイナミック・レンジで 多様な用途に対応する広帯域差動プローブを発表【テレダイン・ジャパン】
2019年10月7日
DDRやその他幅広いアプリケーションの評価に最適な
差動プローブ DHシリーズを発表
テレダイン・レクロイ(日本ではテレダイン・ジャパン株式会社、東京都府中市、代表取締役社長:原 直)は、高速シリアル・インタフェースやDDRメモリなど多様な用途に対応する13GHz~25GHzの広帯域差動プローブDHシリーズを発表しました。従来の差動プローブは、広帯域に対応するプローブは入力のダイナミック・レンジが小さく、また入力抵抗が低くDDRなどのメモリ評価には適していませんでした。DHシリーズ差動プローブは、様々なプローブ・リードを用意しDDRをはじめ幅広いアプリケーションに対応することが可能です。
25GHZの広帯域
DHシリーズ差動プローブは、13GHz、16GHz、20GHz、25GHzの4つの帯域の製品があり、用途に応じて選択することができます。
2種類のソルダーイン・リード
DHシリーズ差動プローブには用途に応じて2種類のソルダーイン・リードが用意されています。ソルダーイン・リードDH-SIは、25GHzにおいて3.5Vppのダイナミック・レンジを持ち、差動入力抵抗200kΩと負荷効果を最小限に抑えることが出来る為、次世代DDR5の検証に適応します。もう一方のソルダーイン・リードDH-SI-HSは、ダイナミック・レンジを2Vppと小さいながら、ノイズ密度15nV/√Hzと抑えることができ、高速で小信号のシリアル・インタフェース信号測定に最適です。両リード共に23cmの長さがあるので、アクセスしにくいプロービング点にも柔軟に対応できます。
広温度範囲リード
広温度範囲リードDH-HITEMPは、-40℃~125℃までの幅広い温度範囲で16GHz帯域、3.5Vppのダイナミックレンジを確保いたします。ケーブル長も1mあるので恒温槽を使用した温度試験にご使用いただけます。
ミックスド・シグナル対応アダプタ
自社の高速ミックスド・オプションHDA125で用いるQuickLinkソルダーイン・リードを本製品のアダプタDH-QLと接続して使用する事ができます。同一信号を簡単にデジタルでもアナログでも切り替えて観測することができます。
各種リード自動認識機能
DHシリーズ差動プローブの各種リードには識別情報と、校正情報が記録されているため、DHシリーズ差動プローブ本体にリードが接続されると、リードの種類を認識し、適切に校正が行われ、高い信号忠実度を常に実現します。
オーダー・インフォメーション
Teledyne LeCroy Inc.について
Teledyne LeCroy Inc. は最先端の測定、解析用途の計測機器を製造、販売しています。Teledyne LeCroy Inc.が提供する高性能のデジタル・オシロスコープおよびシリアル・データ・アナライザ、プロトコル・アナライザは幅広い分野の電子設計技術者に利用されています。Teledyne LeCroy Inc.はニューヨーク州チェストナットリッジに本社を置いています。詳細については、こちらhttps://teledynelecroy.comをご覧ください。なお、製品の仕様や発表内容は、予告なく変更されることがあります。
この製品に関する問い合わせ先
テレダイン・ジャパン株式会社
レクロイ マーケティング・センター
〒183-0006 東京都府中市緑町3-11-5
Tel: 042-402-9400(代表) Fax: 042-402-9586
Email: lecroy.contact.japan@teledyne.com
https://teledynelecroy.com/japan/
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