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軽商用車『ミニキャブ トラック』を一部改良【三菱自動車工業】
2019年9月24日
軽商用車『ミニキャブ トラック』を一部改良
~一部グレードで予防安全技術「e-Assist」の機能を強化してサポカーSワイドに該当~
三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表執行役CEO:加藤 隆雄、以下三菱自動車)は、軽商用車『ミニキャブ トラック』の一部グレードで予防安全技術「e-Assist」の機能を強化してサポカーSワイド*1に該当させ、全国の系列販売会社を通じて9月24日(火)から販売を開始します。メーカー希望小売価格は871,020円~1,315,440円(消費税8%込*2)
ミニキャブ トラック「G」
1. 主な変更点
(1)「G」グレードで予防安全技術「e-Assist」の機能を強化し、サポカーSワイド に該当させました。
①衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM*3] ステレオカメラタイプ(新規追加)
ステレオカメラで、夜間でも前方車両や歩行者の検知を可能とし、衝突のおそれがあると判断すると
ブザー音やメーター内の表示によってドライバーに注意を促します。さらに衝突の可能性が高まると、
自動で強いブレーキをかけ、衝突の回避又は衝突時の被害軽減を図ります。
②誤発進抑制機能(検知方式変更)
前進時に、障害物を検知している状態でアクセルペダルを強く踏むと、エンジン出力を自動的に抑制。
急発進・急加速を抑え、踏み間違いなどの操作ミスによる衝突被害を軽減します。
なお、前方の障害物の検知方式を、従来の超音波センサーからステレオカメラへ変更しました。
③後方誤発進抑制機能(従来から装備)
後退時に、障害物を検知している状態でアクセルペダルを強く踏み込むと、エンジン出力を自動的に
抑制して急な後退を防止。シフトの入れ間違いなど、誤操作による衝突被害を軽減します。
④車線逸脱警報機能(新規追加)
約60km/h~約100km/hで走行中、車線の左右区画線を検知し、前方不注意等で車線をはみ出すと
判断した場合、ブザー音とメーター内の表示により警報を発し、ドライバーに注意を促します。
⑤ふらつき警報機能(新規追加)
約60km/h~約100km/hで走行中、車線の左右区画線を検知し、自車の走行パターンを計測。車両が
蛇行し、システムが「ふらつき」と判断した場合、ブザー音とメーター内の表示により警報を発し、
ドライバーに注意を促します。
⑥先行車発進お知らせ機能(新規追加)
停車中に先行車が発進し、約4m以上離れても自車が停止し続けた場合、ブザー音とメーター内の表示により
ドライバーに先行車の発進を知らせます。
⑦ハイビームアシスト(新規追加)
ヘッドランプをハイビームにして走行中、前方に対向車や先行車がいたり、明るい場所を走行すると自動で
ロービームに切り替えます。また対向車や先行車がいなくなったり、
周囲が暗くなると自動でハイビームに戻ります。
(2) アクティブスタビリティコントロール[ASC*4](新規追加)
「G」グレードにスタビリティコントロール機能とトラクションコントロール機能を持つASCを採用し、
安定した走行をサポートします。横滑りを感知すると、4輪ブレーキ力とエンジン出力をコントロールし
横滑りを抑え安定させ、滑りやすい路面での発進時にスリップを感知するとブレーキをかけて
タイヤの空転を防止します。
(3) ヒルスタートアシスト(新規追加)
「G」グレード(3A/T)に、ヒルスタートアシストを採用し、坂道でブレーキペダルからアクセルペダルに
踏み替える時にブレーキを最大約2秒間キープし車両の後退を一時的に抑えます。
(4) ボディカラーは、シルキーシルバーメタリックを新たに設定し、全2色展開としました。
*1…サポカー(セーフティ・サポートカー)は安全運転をサポートする先進技術を搭載したクルマです。
高齢運転者を含めた全てのドライバーによる交通事故の発生防止・被害軽減対策の一環として、
国が推奨する新しい自動車安全コンセプトです。搭載機能に応じて「サポカー」
「サポカーS(ベーシック、ベーシック+、ワイド)」に区分されています。
*2…10月1日以降は消費税率が変更となり、メーカー希望小売価格は887,150円~
1,339,800円 (消費税10%込)となります。
*3…Forward Collision Mitigation systemの略。
*4…Active Stability Controlの略。
2.メーカー希望小売価格
<『ミニキャブ トラック』の車種サイトはこちら>
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/minicab_truck/index.html
三菱自動車工業株式会社ホームページはこちら