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デジタル、明確、持続可能:新ポルシェタイカンのインテリア【ポルシェジャパン】

2019年8月26日

典型的なポルシェ

ポルシェは、「タイカン」によって新しい時代に入ります。このポルシェ初のフルエレクトリックスポーツカーは、インテリアデザインの基準を打ち立てます。従来のデザイン的特徴が再解釈され、デジタル時代に持ち込まれました。「ここでも、“少ないほど豊かである”ということが当てはまります」と、ポルシェAGでインテリアデザインスタイルポルシェの取締役を務めるイヴォ・ファン・フルテンは説明します。「タイカンのインテリアは、ポルシェ特有のデザイン要素と新しい種類のユーザー体験を組み合わせ、そのシンプルなエレガンスで強い印象を与えます」。ポルシェは、2019年9月に世界に向けてタイカンを発表します。

典型的なポルシェ:ドライバーとスポーティな着座位置のためにデザインされたダッシュボード
1963年に登場した初代911の明確なスタイルのダッシュボードが着想の源でした。掲げられた目標は、それを現代に持ち込むことでした。コックピットは、その明確な構成と全く新しい構造によって新しい時代の始まりを示します。それは、明らかにドライバーを中心に置いています。メータパネルは、明確かつ必要最小限で、最先端のデザインです。操作は素早く行うことができ、迷うことがありません。独立型の湾曲したメータパネルは、ダッシュボード上に頂点を形成します。それは、明確にドライバーを中心にして考えられ、運転に必要な全てが視野内にあります。

革新的なメータパネルは、ポルシェ特有の丸型メータ表示も可能な湾曲した16.8インチディスプレイで構成されています。カウルが省略されているので、高品質なスマートフォンやタブレットのようなスリムでモダンな外観です。本物のガラスが使用され、蒸着偏光フィルターによる反射防止コーティングが施されています。

メータパネルは、次の4つの表示モードから選択することができます。

•クラシックモード(パワーメータ):
ポルシェ特有の丸型メータを思い出させます。このディスプレイは、明確に配置された情報を提供し、素早い読み取りを可能にします。パワーメータは、メータパネル中央のレブカウンターを置き換えます。

•マップモード:
中央のパワーメータをマップレイアウトに置き換えます。

•フルマップモード:
丸型メータを省略して、代わりに全画面のナビゲーションマップを表示します。

•ピュアモード:
速度、道路標識、最小化した矢印によるナビゲーション指示などの重要な運転情報のみを表示します。

ライトおよびシャシー機能を直接操作する画面の端には、小さなタッチコントロールフィールドも備わります。それゆえメータパネルはステアリングホイールよりもワイドで、象徴的な初代911を思い起こさせます。

ステアリングホイールは、軽快な外観で、2種類の選択肢が用意されています。ベーシックバージョンは、アクセントパッケージの一環として塗装仕上げのインレイによるカスタマイズが可能です。さらに、GTスポーツステアリングホイールもオプションとして提供されます。ネジの頭が見える特徴的なデザインが採用され、さまざまなドライビングモードの選択に使用できるポルシェ特有の丸型モードスイッチが備わります。

ダッシュボード上部および下部は、翼をイメージさせるように左右に広がっています。中央の10.9インチインフォテインメントディスプレイとオプションのパッセンジャーディスプレイの組み合わせは、ブラックパネルルックの一体化されたガラス画面を形成し、それによってインテリアと視覚的に融合しています。

全てのユーザーインターフェースは、タイカンのために全く新たにデザインされました。スイッチやボタンなど、従来の制御用ハードウェアは、その数が大幅に削減されています。これらに代わって、タッチ操作や“Hey Porsche”コマンドに応答するボイスコントロール機能が備わったことから、インテリジェントで直感的な制御が実現しています。

ポルシェアクティブサスペンションマネージメントシステム(PASM)など、タイカンの全ての車両設定は、センターディスプレイを直接タッチ操作することで簡単に設定することができます。ドライバーは、明確に構成されたカスタマイズ可能なホーム画面から全てのアプリに素早くアクセスすることができます。アプリは、ナビゲーション、電話、メディア、コンフォート機能、およびPorsche Connect機能を含みます。最適化されたボイスコントロールを使えば、ドライバーは、必要な機能によりいっそう素早くアクセスすることができます。タイカンの助手席には、専用のタッチディスプレイが初めてオプションとして用意されます。これにより、ドライバーの気を散らすことなく、助手席から簡単に設定を変更することができます。

上昇するセンターコンソールは、ポルシェに期待される低い着座位置をいっそう強く感じさせます。センターコンソールには、触覚フィードバック技術を備えた大型の8.4インチタッチパネルが備わります。これにより、エアコンの設定を直接変更することができます。内蔵された手書き認識機能による素早い住所入力も可能です。

全てのディテールは、必要最小限まで削減されました。タイカンは、ポルシェ918のように、従来のセレクターレバーの代わりにメータパネルにコンパクトなディレクションセレクタースイッチを備えています。これにより、センターコンソールがすっきりとして見え、収納スペースが生まれます。必要最小限までの削減と明確なアプローチは、エアベントを見ても明らかです。エアベントは完全に最新式となり、直感的に操作することができます。従来の機械的操作のルーバーは過去の話です。なぜならエアフローは、今やデジタルで完全に自動制御されるからです(「バーチャルエアフローコントロール」)。クライメートメニューをクリックすれば、高速冷房の「フォーカス」と、ドラフトフリーエアコンの「ディフューズド」を切り替えることができます。オプションの4ゾーンオートマチッククライメートコントロールシステム(「アドバンスドクライメートコントロール」)をオーダーした場合、触覚フィードバック技術を備えた5.9インチタッチコントロールパネルが追加され、システムを後席から操作することができます。

幅広いカスタマイズオプションと革新的な素材コンセプト
タイカンのカラーと素材デザインは、伝統的なものから持続可能で現代的なものに至るまで、個性化された装備を可能にします。従来のレザーのオプションに加え、オリーブの葉をなめし工程で使用する持続可能ななめし処理によるクラブレザー「OLEA」も用意されています。レザーの自然な風合いが、特別なクラウドプリントによって強調されています。新しい特徴のひとつが、最新の表面テクスチャを用いた完全なレザーフリーのインテリアです。Race-Texという高品質なマイクロファイバー材料が使用され、その一部はリサイクルされたポリエステル繊維でできています。生産時に従来の材料よりCO2が80%低減されます。フロアカバーは、リサイクル漁網などから作られたリサイクル繊維Econyl®を使用しています。

タイカンのインテリアとエクステリアには、伝統的スタイルと現代的スタイルの両方を含む豊富な設定が用意されています。インテリアのアクセントとトリムは、ディテールへのこだわりを強調すると同時に、材料特性とクラフトマンシップに関してポルシェ特有の最高の品質基準を満たします。ブラックライムベージュ、ブラックベリー、アタカマベージュ、メランティブラウンのインテリアカラーは、タイカン専用です。オプションのインテリアアクセントパッケージでは、ブラックマット、ダークシルバー、またはエレガントなシャンパントーンのネオジムによる特別なコントラストカラーを選ぶこともできます。ドアとセンターコンソールは、ウッドトリム、マットカーボン、エンボス加工されたアルミニウム、またはファブリックで仕上げることができます。

数多くのイノベーションに加えて、ポルシェに欠かせないもうひとつのディテールがあります。従来のポルシェモデルのイグニッションロックと同様に、パワーボタンはステアリングホイールの左奥に配置されています。

<お客様からのお問い合わせ先>
ポルシェ カスタマーケアセンター 0120-846-911 / HP http://www.porsche.com/japan/








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