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海外子会社(タイ)の「ピントン新工場」が竣工【愛知製鋼】

2012年5月9日

~アマタナコン工場の機能を移管し、生産開始~

愛知製鋼㈱ [愛知県東海市、社長:藤岡高広] の海外子会社であるアイチ インターナショナル(タイランド) [タイ国、会長兼社長:金床一郎、以下「AIT」と記す] は、昨年(2011年5月)から建設を進めてきた新工場(同国チョンブリ県ピントン)の第1期工事が完了し、現地時間の5月8日(火)に竣工式をおこなった。

新工場には、鍛造ラインを新設し、既存工場(同県アマタナコン)での鍛造品の機械加工、製品出荷検査の機能も全面移管することで、鍛造品の製造から出荷までを一貫して生産できる工場とした。 これまで、AITは鍛造設備を持っていなかったため、他国の愛知製鋼グループから鍛造品(粗形材)を輸入していたが、新工場では同一工場内で一貫生産する現地化が実現することになる。これにより、コスト競争力の向上、サプライチェーンの確保となるリスクマネジメントの強化にも対応でき、鍛造品需要の拡大が見込まれるアジア地域での愛知製鋼グループの生産拠点として、今後の事業拡大を図る計画である。 なお、本格的な量産開始は、来月(6月)からを予定している。

今回の竣工式には、BOI(タイ国投資委員会)長官、タイ工業団地公社副総裁、現地でのお取引先様をはじめ、当社からは会長の安川彰吉、AIT関係者、工事施工関係者など約70名が参列して、新工場の安全と今後の発展を祈願した。

※既存のアマタナコン工場は閉鎖予定

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