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小型はんだレス防水検出スイッチを開発【アルプスアルパイン】

2019年7月29日

新しい端子形状で従来比25%の薄型化
アルプスアルパイン 小型はんだレス防水検出スイッチを開発

アルプスアルパイン株式会社(TOKYO 6770、社長:栗山 年弘、本社:東京、以下 アルプスアルパイン)は、自動車のドア開閉などを検知する検出スイッチ「SPVQ8シリーズ」を開発、9月より量産を開始します。

自動車の電動化、軽量化が進むなか、使用される電子部品も更なる小型化、軽量化が求められています。

 この度、アルプスアルパインが開発した検出スイッチは、自動車のサイドドアやボンネットなどの開閉検知を行うための製品で、自動車一台あたり10個程度搭載されるもの。ワンタッチで基盤実装できるはんだレス仕様が既存品より好評を得ていました。本製品では、精密な金型成型プレス技術により、端子形状をショートフォーク型へ最適化したことで、製品全体の厚みを従来品から25%減らしています。これにより、セット側全体の薄型化、軽量化に貢献します。

アルプスアルパインでは、20年以上に渡り車載用検出スイッチを製造・販売しています。現在、主な使用用途となっているドアの開閉検知のほかにも、昨今ではEVの充電器接続検知や、スマートルームミラーのオンオフ検知などへの需要も高まっており、徐々に採用用途を広げていく予定です。

 今後も当社は、市場ニーズに合わせた最適な製品開発に尽力していきます。

【主な特長】


小型の端子で従来比25%の薄型化
両面摺動接点を採用し、衝撃や振動が加わる環境下でも安定した接触性
環境に配慮したはんだレス接続が可能
防塵、防水

【主な用途】


車載機器(サイドドア、トランク、ボンネット等)の開閉検知
シートベルトバックル部などの接続検知

【販売計画】

【主な仕様】

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