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四輪向けガソリンエンジン用GPF 触媒を開発【三井金属】

2019年7月11日

四輪向けガソリンエンジン用GPF 触媒を開発
~2022年量産開始に向け設備立上げ準備~

三井金属(社長 西田計治)は、四輪向けガソリンエンジン用 GPF (Gasoline Particulate Filter) 触媒を開発しましたのでお知らせいたします。

 当社触媒事業部は、二輪をはじめ四輪向け排ガス触媒や、同年 6 月 10 日にプレスリリースしたディーゼルエンジン用 DPF (Diesel Particulate Filter) 触媒を開発・製造販売しておりますが、この度ガソリンエンジン用GPF触媒を開発いたしました。
 GPF 触媒は四輪向けガソリンエンジンから排出されるカーボン系パーティクルを捕集するもので、当事業部で長年開発してまいりました。当該触媒はカーボン系パーティクルの捕集性能に優れて、さらに高い浄化特性を有している点を高く評価され、2022 年から量産車へ採用されることになりました。
 当社四輪向け排ガス触媒は現在 5 拠点で製造しておりますが、当該触媒の製造は日本(触媒事業部、埼玉県上尾市)と中国(三井金属(珠海)環境技術有限公司[MKCZ])にて予定しており、そのための量産準備を始めました。

 当社のスローガンである「マテリアルの知恵を活かす」のもと、触媒活性メカニズムの解析技術、粉体制御技術、スラリー化技術、担持技術等を活かし、資源・環境へ配慮した商品づくりに邁進するとともに、お客様への安定した品質と十分な供給を確保してまいります。


【お問い合わせ先】
三井金属経営企画本部 広報部    TEL  03-5437-8028   FAX  03-5437-8029
Eメール  PR@mitsui-kinzoku.co.jp

(参考)





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