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日産e.dams、ブエミが初勝利を飾る【日産自動車】

2019年7月14日

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)は、13日(土)に開催された「ABB FIAフォーミュラE選手権」の第12戦ニューヨークePrixに参戦し、セバスチャン ブエミがポール・トゥ・ウィンでチーム初勝利を飾りました。この結果、日産e.damsはチームランキングで3位に、ブエミはドライバーズランキングで4位に浮上し、最終戦でのタイトル獲得へ挑みます。

日産e.damsは今回のレースでシーズン6度目のポールポジションを獲得し、1シーズン中の最多ポールポジション獲得記録を塗り替えました。また、ここまでの12戦でスーパーポールシュートアウトにブエミは10回、オリバー ローランドは5回進出し、チームとしては合計15回進出するという記録を達成しました。

ブエミはグループ予選を最速タイムで通過すると、スーパーポールシュートアウトでは2位に0.412秒という大差をつけてポールポジションを獲得しました。決勝レースでも一度もトップを譲ることなく今シーズン初勝利を収めました。

ブエミは第10戦のベルリンePrixから3戦連続の表彰台獲得となりました。ブエミはこれまで、フォーミュラEで13勝、ポールポジションも15回獲得しており、どちらもフォーミュラEにおける最多記録となっています。日産e.damsチームとしては第9戦モナコ大会から4戦連続の表彰台となります。

「ここまで何度もポールポジションを獲得し、表彰台にも上がってきましたが、ついに勝利を飾ることができました。日産が表彰台の頂点に立ったことは、生涯忘れられない出来事になるでしょう。チームは勝利に値する仕事をしました。日産、e.dams、そしてNISMOの誰もが驚くべき努力を重ねてきました。本当にうれしいです。今回、体調不良でこの場にいない日産e.damsチーム監督のジャンポール ドリオにこの勝利を捧げたいと思います。彼もこの結果に興奮しているはずです」と、日産グローバルモータースポーツダイレクターであるマイケル カルカモは述べました。

フォーミュラE選手権シーズン5の最終ラウンドは、明日14日に第13戦と同じくブルックリンストリートサーキットにて開催されます。

 

セバスチャン ブエミ(左)のコメント :
「前回の勝利から今日の勝利まで2年以上かかりました。大変感動しています。体調が思わしくない日産e.damsチーム監督のジャンポール ドリオにこの勝利を捧げます。レース終盤に入ったセーフティカーは私を助けてくれました。レースの序盤、エネルギーマネジメントは上手くいっているとチームから伝えられていましたが、後半は規定時間内に走行周回数を増やさぬよう、ペースを少しコントロールしました。チームの皆さんには本当に感謝しています。今、私たちはチャンピオンシップ争いの真っただ中にいます。次の予選では最初のグループで出走することになるため、いいスタート位置を確保するのは難しいかもしれません。しかし戦うトラックは今日と同じです。最善を尽くします。」

オリバー ローランド(右)のコメント:
「予選で失敗してしまったので、難しい決勝レースになってしまいました。レース中のペースは良く、ライバルたちを抜いてポジションを上げましたが、他車が私のマシンに接触し、その後壁に当たり、マシンにダメージを受け、最終的に14位となってしまいました。マシンのパフォーマンスには自信を持っているので、最終戦のチャンスに期待します。ブエミはチームにとって本当に素晴らしい仕事をしました。今度は私の番です」

 

 





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