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「POTENZA」を装着したフォルクスワーゲン社の電気自動車がニュルブルクリンク最速記録を更新【ブリヂストン】

2019年6月6日

<参考資料>
この資料は、当社グループ会社であるブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー発表文(6月4日(火)発信済み)の内容を参考として日本語にて提供しているものです。情報の内容は、すべてオリジナルの意味するところが優先されます。あらかじめご了承下さい。

 株式会社ブリヂストンのグループ会社であるブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエーは、ブリヂストンの「POTENZA」を装着したフォルクスワーゲン社の電気自動車「ID.R(アイディ.アール)」が、ニュルブルクリンクの北コースで、電気自動車最速記録を更新したと発表しました。

フォルクスワーゲン社「ID.R」※1
© Volkswagen 2019

 フォルクスワーゲン社初の電動レーシングカーである「ID.R」は、世界で最も過酷なレースコースのひとつと言われるニュルブルクリンクの北コース(20.83km)にて、これまでの記録より約40秒早い1周6分5秒336の記録を樹立しました。

 「ID.R」は、車両の下部にバッテリーを搭載し通常のレーシングカーと比べ重心を低く抑えているため、コーナリングスピードが高いことが特徴です。また、電気自動車の特徴として、モーターのトルクが大きく、車輪に非常に大きな入力が加わることから、「ID.R」に装着するタイヤには、縦方向と横方向の両方で高いグリップ性能が求められます。そして、記録への挑戦にあたっては耐久性と発熱への対策も必要です。これらの性能を兼ね備えることで記録への挑戦を可能にします。

 「ID.R」に装着している「POTENZA」は、長年ニュルブルクリンクで鍛えられた経験を活かし、求められる様々な性能を実現するべく、東京とローマにある当社グループの技術センターで試験・評価を繰り返し実施し、5カ月という短期間で開発されました。

 昨今、気候変動と天然資源の枯渇が懸念され、自動車業界では電気自動車などの環境にやさしい車両の技術開発が進んでいます。当社グループも、CSR体系「Our Way to Serve」の中で、重点的に貢献していく領域に「環境」と「モビリティ」を掲げています。イノベーションと先進技術を通じて、事業と環境保全を両立し、「持続可能な」社会の実現を目指すとともに、人々がより快適に移動し、生活し、働きそして楽しむことに貢献していきます。

※1 車両画像は本参考資料用に当社がフォルクスワーゲン社より利用許諾を得たものです。
   転載、転用を一切禁じます。

関連リンク:
ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー発表文


本件に関するお問い合わせ先
<お客様> お客様相談室 TEL:0120-39-2936








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