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「人とくるまのテクノロジー展2019 横浜」に出展【日本精工】

2019年5月13日

~「走る」「曲がる」「止まる」の電動化に対応する、製品・技術を展示~

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 内山 俊弘、以下NSK)は、2019年5月22日(水)から5月24日(金)まで、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜・展示ホールで開催される「人とくるまのテクノロジー展2019 横浜」に出展します。

  変革の時代を迎えている自動車産業の動向を象徴するキーワードとして「CASE」があります。このうち、Autonomous(自動運転)とElectrification(電動化)は、自動車の基本性能である「走る」「曲がる」「止まる」の領域においても進展しており、それに伴って求められる技術も高度化しています。

  NSKは、長年にわたって「走る」「曲がる」「止まる」に関する技術、特にアクチュエーションに関わるメカ技術を磨き上げており、自動運転と電動化が進展する将来において、その価値は一層高まっていくと考えています。

  今回の展示では、その磨きあげてきた技術に基づく、NSKならではの発想で、“あたらしい”価値を提案していく企業であることを示します。

NSKブースイメージ

主な出展品
シームレス 2スピード eアクスル ※初出展

NSKは、EVの走行性能と電費(航続距離)の改善策として、EV駆動システムの2速変速化および軽量化に取り組んでいます。2速変速化の効果を大きくするためには段間差を大きくする必要があり、変速ショックの低減が課題となっています。

  開発品では出力軸のトルクを磁歪式トルクセンサで検出し、モータと電動シフトアクチュエータをフィードバック制御することで、シームレスな変速を実現しています。また、高速モータにトラクションドライブ減速機を組合せることで、高い静音性とシステムの小型・軽量化を実現しています。

磁歪式トルクセンサ
シームレス 2スピード eアクスルを実現する製品として、磁歪式トルクセンサがあげられます。シャフトにトルクが作用すると、逆磁歪効果により、せん断応力を検出しトルクに変換します。磁歪式トルクセンサは、非接触検出、小型・軽量、高応答性等の特徴があり、パワートレインのトルク測定に適用可能です。

その他
“NSKの考える未来のクルマ”(モックアップモデル)
高効率後輪操舵システム
高速モータ用グリース潤滑玉軸受

フレックス コーナー モジュール コンセプト
また、ブース内にて、モックアップモデルを使用した技術プレゼンテーションを実施します。

出展概要

展示会名 自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2019 横浜
開催期間 2019年5月22日(水)~5月24日(金)
会場 パシフィコ横浜・展示ホール(神奈川県横浜市)
NSKブースNo. 409
公式サイト http://expo.jsae.or.jp/

NSKについて
NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどにおいても世界をリードしています。
企業理念として、MOTION&CONTROL™を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。

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