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ドライバーの安全運転を見守る管理サービス 「DriveKarte®(ドライブカルテ)」にあおり運転検知・警告機能を搭載【オムロン】
2019年4月19日
オムロン株式会社（本社: 京都市下京区、代表取締役社長 CEO: 山田義仁）の子会社として社会システム事業を担うオムロン ソーシアルソリューションズ株式会社（本社:東京都港区、代表取締役社長: 細井俊夫、以下、OSS）は、ドライバー安全運転管理サービス「DriveKarte®(ドライブカルテ)※」に、ドライバーのあおり運転を検知・警告する機能を追加しました。ドライバーの安全運転を管理する立場にある社有車を有する企業や、物流・公共交通などの事業者向けに、2019年6月末より提供を開始します。
今回追加したあおり運転検知・警告機能は、DriveKarte®に内蔵された3軸加速度センサーやジャイロセンサー、GPSで急な加減速や急ハンドル、走行速度を検出し、独自のアルゴリズムによりあおり運転を判断します。あおり運転を検知すると、ドライバーに音声で注意喚起を行うと同時に、運行管理者に対してもリアルタイムで通知することで、危険運転防止に貢献します。また、運行管理者は、収集した走行データを活用し、ドライバー一人ひとりの運転行動に基づいた安全運転指導を行うことができます。
前方の車に対して、急な加減速や車線変更により運転を妨害するなどのあおり運転は、交通事故の原因になり社会問題となっています。こうした交通トラブルに備えてドライブレコーダーを導入するなど、被害者側の対策が進む一方、安全・安心・快適な交通環境を構築するためには、ドライバー側でも対策を行う必要があるとOSSでは考えています。あおり運転は、「目的地に早く行きたい」、「自分のペースで走りたい」という欲求がきっかけとなって起こることが多く、誰もが交通事故を誘発する可能性があるため、ドライバーだけでなく、雇用する事業者にとっても重大なリスクとなります。今回の機能拡張により、あおり運転を含め、危険につながるドライバーの運転行動をモニタリングし、安全運転レポートとしてフィードバックを行うことで、ドライバーだけでなく事業者のリスクの低減に貢献できます。
今後は、ドライバーの体調変化や睡眠不足など交通事故の原因となりうる新たな課題にも対応していくために、研究開発を積極的に進め、社会課題の解決にタイムリーに貢献することを目指します。/p>
「DriveKarte®」センサー本体
OSSは、1964年に世界で初めて全感応式の電子自動交通信号機を開発し、以来、道路交通の分野において中央管制システムなど様々なシステムを提供し、運用サポートを行っています。この55年の歴史で培った道路交通のノウハウに加え、オムロングループが持つ「センシング＆コントロール+Think」のコア技術を生かし、誰もが安心・安全・快適な交通事故ゼロ社会の実現に向け、取り組んでまいります。
※ DriveKarte®：「ドライバー見守り車載センサー」を既存の車両に取り付け、車両の走行状態とドライバーの運転集中度の両面から安全運転をサポートするサービスで、2018年4月よりサービスを開始。
https://www.oss.omron.co.jp/drivekarte/
＜オムロン株式会社について＞
オムロン株式会社は、独自の「センシング＆コントロール+Think」技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、車載電装部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐に渡る事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約36,000名の社員を擁し、117か国で商品・サービスを提供しています。詳細については、http://www.omron.co.jp/ をご参照ください。
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