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「豊田市低炭素社会システム構築実証プロジェクト」参画について【ヤマハ発動機】

2012年4月26日

- 低炭素マルチモーダル社会の実現に向けて -

ヤマハ発動機㈱は2012年4月1日から「豊田市低炭素社会システム実証推進協議会※1」のメンバーとして「豊田市低炭素社会システム構築実証プロジェクト※2」に参画し、2012年12月より実証実験を開始します。

同プロジェクトにおける当社の参画は、2011年11月28日に発表した、トヨタ自動車㈱との協業による次世代モビリティ社会の構築に向けた「つながるバイク※3」の実現を目指した実証実験の1つとして、低炭素マルチモーダル社会※4におけるラストワンマイル領域※5の補完・利便性を検証し、その実用化を目的にしています。
今後、2012年12月の実証スタートに向けて、自家用車(四輪)と公共交通機関と二輪車が共存するシェアリング・システム、ITを活用したシェアリング情報の配信などの準備を進めます。
当社は、次期中期経営計画において「持続的成長による企業価値向上」を目指し、「事業規模」拡大、「財務力」強化、「企業力」向上に取り組んでまいりますが、このたびの施策は、「事業規模」拡大に寄与するものです。


※1  国内外に普及する地方都市型低炭素社会システムを構築するための実証の推進を目的に2010年8月5日に豊田市に設立

※2  経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証事業」(2010~14年度の5ケ年)として行うもので、2010年4月に選定を受け、実証機器や情報システムの開発を推進する

※3  トヨタスマートセンターとヤマハ車両をネットワークで繋ぎ、車両情報とトヨタスマートセンターの持つ情報とを有機的に結び、新たな価値を生みだす商品・サービスの総称。両社の協業により
(1)両社のクルマとバイク(電動二輪車/電動アシスト自転車などヤマハ製車両)が、充電インフラを共有し、トヨタのエネルギー管理システムである「トヨタスマートセンター」とつなぐことで、総合的なモビリティ情報インフラの早期構築と、シェアリング等の新交通システムの確立
(2)ITサービス分野における両社協業による開発コストの低減も視野に、近く実証実験を始め、「つながる」機能を搭載した車輌およびサービスの商品化を目指す

※4  低炭素かつ円滑な移動の促進を図るため、自家用車、二輪車、自転車、公共交通機関など複数の交通手段と連携し、移動に最適な組み合わせを選択できる交通社会

※5  公共交通機関の駅やハブから自宅までの最終交通手段


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