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GBS社と独占販売契約を締結、光学式三次元表面プロファイラー“smartWLIシリーズ”を発売【キヤノンマーケティングジャパン】

2019年3月7日


キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:坂田正弘、以下キヤノンMJ)は、GBS社(Gesellschaft für Bild- und Signalverarbeitung mbH、本社:ドイツ、President:Torsen Machleidt)との間で、光学式三次元表面プロファイラーの日本国内における独占販売契約を締結し、“smartWLIシリーズ”4機種を3月14日より発売します。

smartWLI compact

 光学式三次元表面プロファイラーは、レンズ金型などの精密加工部品、自動車部品、電子部品、機能材料などの製造工程や品質検査において、表面の凹凸、傷、節目などの表面性状を非接触で測定する計測機器です。三次元表面性状測定の国際規格ISO25178-6(国内規格JIS B0681-6)である垂直走査型低コヒーレンス干渉法(CSI)は、観察視野(干渉対物レンズの倍率)に依存しない高い垂直(凹凸)感度が特長で、その応用範囲は拡大しています。製造現場でのインライン検査、大型の対象物を計測するオンマシン計測、エンジンシリンダーの内壁計測には、小型で軽量の計測ヘッドや特殊な計測ヘッドが求められています。

 GBS社は、産業用部品検査の優れた画像処理技術を基盤として1997年に設立され、2008年よりCSI方式の光学式三次元表面プロファイラーを製造しています。GBS社の光学式三次元表面プロファイラーは、専用の画像処理ボード(GPU)を使った高速演算処理により、高画素データと演算スピードを両立した高スループットが特長です。小型・軽量モデルの“smartWLI compact”から、エンジンシリンダー内壁の計測専用モデルの“smartWLI Cylinderinspector”まで、豊富なラインアップを揃えており、従来対応できなかったオンマシン計測、シリンダー内などの狭所の測定を実現します。また、高密度な表面凹凸データの取り扱い、国際規格に準拠した解析ソフトウエア、計測ヘッドの柔軟性などの特長を持ち、三次元表面性状に対するお客さまのさまざまな計測ニーズに応えます。

 キヤノンMJは、GBS社の光学式三次元表面プロファイラーを精密加工部品、自動車部品、電子部品、機能材料などの製造工程や品質検査用途として販売していきます。  長年の光学計測機器の輸入・販売と、納入後の技術サポートやフィールドサービスの経験を生かし、今後も市場ニーズに応える製品ラインアップ、サービスを拡充し、計測機器事業を拡大していきます。

● 光学式三次元表面プロファイラーホームページ
  https://cweb.canon.jp/indtech/gbs/index.html

● ニュースリリースホームページ
https://canon.jp/newsrelease/2019-03/pr-gbs.html

解析ソフト出力イメージ(切断チップ・試験片)






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