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「大河内記念生産特賞」を受賞【日野自動車】

2019年3月8日

日野自動車、「大河内記念生産特賞」を受賞
ー 「トラックモジュールフレームおよびロール成形技術を用いた在庫ゼロの順序生産ライン開発」にて ー

 日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:下義生、以下日野)は、第65回(平成30年度)大河内賞において「トラックモジュールフレームおよびロール成形技術を用いた在庫ゼロの順序生産ライン開発」にて「大河内記念生産特賞」を受賞しました。
 大河内記念賞は、生産工学・高度生産方式の実施等に関する顕著な業績を表彰する、伝統と権威のある賞で、今回受賞した大河内記念生産特賞は、特に優れた業績をあげた事業体に贈呈される最高賞です。贈賞式は3月26日、日本工業倶楽部会館で行われます。

 このたび受賞した「トラックモジュールフレームおよびロール成形技術を用いた在庫ゼロの順序生産ライン開発」は、多品種少量である大中型トラックの生産効率を飛躍的に向上させたものです。「理想の工場を目指して、世界に類を見ないトラックの生産システムを構築した」として、日野のものづくり力が高く評価されました。
 大中型トラックはお客様の用途により多種多様の仕様がある一方で、車型ごとの生産量は少なく、多品種少量をいかに効率的に生産するかが大きな課題です。特に、最も大きな部品であるフレームのサイドレールは種類も多く、大型プレス機によるロット生産を行っていたこともあり、中間製品在庫や金型交換など段取りの多い非効率な生産方式となっていました。
 これを解決するために、開発と生産を一貫して見直し、フレームのモジュール化開発を進めるとともに、古河工場の新設にあわせ、モジュール化したサイドレールの部材供給から車両完成までを一本でつなぐ順序生産ラインを考案しました。大型プレス機によるロット生産に代えて、サイドレール用の可変式ロール成形機を開発。車両の生産順序にあわせて、車型ごとに異なる寸法・形状のサイドレールを1個ずつ生産することを可能としました。成形されたサイドレールは、組立用グリッドホールの穴加工工程と自動検査工程へ進んだ後、新開発の高防錆塗料と粉体塗装設備による塗装が施されます。そしてフレーム組立工程を経て車両組立ラインへ供給され、1台ずつ順序生産されていきます。
 この一連の高効率生産システムは、2016年10月から古河工場で稼働を開始して以来、仕掛かり在庫を大幅に削減するとともに、生産リードタイムの短縮や防錆性能の向上など、大きな成果をあげています。

 日野は、「もっと、はたらくトラック・バス」をスローガンに掲げ、その実現に向けて「安全・環境技術を追求した最適商品の提供」「最高にカスタマイズされたトータルサポート」「新たな領域へのチャレンジ」の3つの方向性に注力しています。お客様のニーズにあった最適商品をより早くお届けするために、ものづくりを追求しチャレンジを続けてまいります。

<ご参考>
・過去の受賞歴
  日野は2004年に「大型トラック用アクスルハウジングのFCD化-強度部品への新鋳造同時拡散接合技術の適用-」で
 「大河内記念技術賞」を受賞しており、大河内賞の受賞は2例目となります。

・公益財団法人「大河内記念会」とは
  大河内記念会は、故 大河内正敏博士が学界・産業界に残した功績を記念して1954年に設立されたものです。
  公式ウェブサイト http://www.okochi.or.jp








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