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リテルヒューズ初、650Vの第二世代SiCショットキーダイオード「GEN2 650Vシリーズ」 2種を発売 わずかな逆回復電流で高サージ電流に対応、最大接合温度175度【リテルヒューズ】

2019年2月20日


回路保護分野におけるグローバルリーダー、リテルヒューズ・インク (本社:米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ:LFUS)の日本法人であるLittelfuseジャパン合同会社(本社:東京都港区)は、当社初の650V SiC(シリコンカーバイド)ショットキーダイオード製品となる、「GEN2 650Vシリーズ」 2種を本年3月上旬より発売します。


SiCショットキーダイオード「GEN2 650Vシリーズ」は、AEC-Q101規格に準拠し、2種ともに複数の定格電流(6A、8A、10A、16A、20A)に対応しています。これまで当社のSiCショットキーダイオードはすべて1200Vのデバイスのみでしたが、このたび650Vの製品が加わり当社のSiC MOSFET製品群を拡大でき、さらに幅広いアプリケーションに対応可能となりました。わずかな逆回復電流で、高サージ電流に対応し、最大175度の接合温度で動作といった様々なメリットがあり、高い効率性、信頼性、温度管理を必要とするアプリケーションに最適です。

通常のシリコンPN接合ダイオードと比較して、スイッチング損失を大幅に低減し、パワーエレクトロニクスシステムの効率と堅牢性を向上します。また、シリコンベースのソリューションに比べてエネルギーの消散が少なく、高い接合部温度で動作するため、ヒートシンクを小型化、設置面積の縮小を可能にし、よりコンパクトかつエネル ギー効率の高いシステムでトータルコストを削減します。

同製品は、当社の国内販売代理店を通じて販売します。

■特長
・AEC-Q101規格に準拠しているため、要求の厳しいアプリケーションにおいて非常に優れた性能を発揮。
・シリコンバイポーラパワーダイオードよりもスイッチング損失が低く、スイッチング動作が高速で、
 温度に依存しないため、高周波パワースイッチングに最適。
・正温度係数により、安全操作と容易な並列接続が可能。
・最高175度の接合部温度により、幅広い設計が可能になり温度管理要求を緩和。

■用途
力率補正(PFC)、DC-DCコンバータのバックステージやブーストステージ、インバータステージの還流ダイオード、高周波出力整流、EVアプリケーション

■仕様
・LSIC2SD065CxxA
 順方向連続電流(IF)(A):6, 8, 10, 16, 20
 順方向電圧降下(VF)(V):1.5
 逆方向電流(IR)(μA):1
 ピーク順方向サージ電流(IFSM)(A):32, 40, 48, 70, 95
 パッケージタイプ:TO-252-2L
 構成:シングル
 サイズ:TO-252-2L

・LSIC2SD065AxxA
 順方向連続電流(IF)(A):6, 8, 10, 16, 20
 順方向電圧降下(VF)(V):1.5
 逆方向電流(IR)(μA):1
 ピーク順方向サージ電流(IFSM)(A):32, 40, 48, 70, 95
 パッケージタイプ:TO-220-2L
 構成:シングル
 サイズ:TO-220-2L

※詳細については各製品ページをご覧ください。



リテルヒューズ について
Littelfuse, Inc.(本社:米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ:LFUS)は、回路保護、電力制御およびセンサー技術におけるグローバルリーダーです。当社の製品は150か国以上において販売され、自動車や産業向けのアプリケーション、 データ・電気通信、医療機器、コンシューマー向け電化製品などに採用されています。リテルヒューズは、世界各国の1万2,000のパートナーと提携し、より安全で環境に配慮した、いつでもどこでもつながる世界へ向けた、革新的で高品質なソリューションを設計、製造、提供します。詳細についてはリテルヒューズのウェブサイトlittelfuse.comをご覧ください。

Littelfuseジャパン合同会社
TEL:03-6435-0750、 FAX:03-3453-5505
E-mail:tmunakata@littelfuse.com








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