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新型BMW 3 シリーズを発表【ビー・エム・ダブリュー】
2019年1月30日
■ スポーティさと、洗練された美しさを併せ持つ新世代のデザイン。
■ スポーツ・セダンの新たな指標となるべく、走行性能を大幅に向上。
■ 日本初:最新の3 眼カメラと画像解析システムを搭載した、高性能運転支援システムを、
量販グレード全車に標準装備。
■ AI を活用した新開発のインテリジェント・パーソナル・アシストをBMW 初導入。
ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: ペーター・クロンシュナーブル)は、1975年に第1 世代が登場して以来、40 年以上にわたって支持され、世界販売累計1,500 万台以上を達成したプレミアム・スポーツ・セダンの新型モデルである、新型BMW 3 シリーズのプレ・オーダー(preorder.jp)の受付を本日より開始し、全国のBMW 正規ディーラーで3 月9日より販売を開始する。
新型3 シリーズは、BMW 伝統のスポーティで精密なプレス・ラインや、象徴的なキドニー・グリルなど40 年以上の伝統を継承しつつ、新世代のBMW デザイン・コンセプトを採用することで、より洗練されたスタイルに進化している。キドニー・グリルは、従来の2 パーツに分かれたデザインから、1 つのフレームで縁取られ、かつ、より立体的な造形となることで、水平方向への広がりを表現すると共に、低重心でアグレッシブなデザインとなった。ヘッドライトは、下辺部の中央に鋭角の切り欠きを入れることで、印象的なフロント・デザインとなっている。サイド・ウィンドウ後端部のホフマイスター・キンクとして知られるピラー形状は、C ピラーに一体化されたデザインとなり、快適な乗降性を維持しながらも、サイド・ウィンドウの流線形が強調され伸びやかなスタイリングとなった。
内装には、新型BMW 8 シリーズから導入された新しい表示・操作コンセプト「BMWOperating System 7.0」を採用したBMW ライブ・コックピットを全車に標準装着した。タッチ操作機能を備えた大型コントロール・ディスプレイと、洗練されたデザインのフル・デジタル・メBMW GroupJapanCorporate Communicationsーター・パネルが、BMW の哲学でもあるドライバーの操作性を最優先とする、機能的な空間を作り出している。
機能装備面でも、日本で初めての導入となる高性能3 眼カメラを使用した最新の運転支援システムをBMW 320i Standard 以上の量産グレード全車に標準装備するなど、実用性をより求められるスポーツ・セダンに相応しい最先端の技術を積極的に採用している。この高性能3 眼カメラ・システムは、長距離、中距離、周辺監視と個々のカメラに役割を特化させることで、より正確なレーン・キーピング性能と、より離れた場所の危険予測や、広い視野での危険予測が可能となった。そして、同じく国内販売モデルとして初採用された、毎秒2 兆5000 億回の演算能力を持つ画像処理プロセッサーを搭載することで、膨大な視覚情報に加え、レーダーによる正確な距離計測情報を統合して瞬時に処理し、より正確かつ素早い運転支援が可能となっている。
さらに、BMW として初となる、AI を活用した新開発のBMW インテリジェント・パーソナル・アシスタントを随時導入する。これは、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となる機能であり、今までの音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動可能にするものである。使用頻度に応じてドライバーの好みを学習し、長く乗り続けるほどドライブにおける真のパートナーとしての役割を担うことが可能となる。そして、BMW のインテリジェント・パーソナル・アシスタントの最たる特徴は、ドライバーがシステムの「名前」を自由に付けることが可能な点である。例えば、BMW インテリジェント・パーソナル・アシスタントを起動する際、「OK, BMW(オーケー・ビー・エム・ダブリュー)」だけでなく、「XXX(例:サンニーマル)」と、呼びかける言葉を任意に設定することが可能なため、より身近な存在としてストレス無く使用することが出来る。
新型BMW 3 シリーズは、走行性能も大幅に向上している。ベースとなるのは、40mm 拡大し2,850 mm となったホイール・ベースと、フロントが43 mm、リアが21 mm と大幅に拡大したトレッドによる絶妙なボディ・バランスおよび、剛性が高く安定したボディと、-10mm 重心が下がったシャシー構造である。さらに、約55kg*の軽量化が加わり、よりダイナミックかつ快適な走りを実現している。そして、全体のボディ・サイズも先代モデルより全長が70 mm 増えて4,715 mm に、全幅は25 mm 増えて1,825 mm となり、新型BMW 3 シリーズに伸びやかかつ力強いフォルムをもたらしている。
*:欧州仕様、設計重量値。
なお新型BMW 3 シリーズには、3 年間の主要メインテナンス無償提供、タイヤ/キーの破損や紛失の際の費用サポート等が含まれる「BMW サービス・インクルーシブ・プラス」が全車に付帯されている。この「BMW サービス・インクルーシブ・プラス」は、2016 年よりBMW 全モデルに標準装備された新しいメインテナンス・パッケージであり、顧客に対してより安心なドライブを提供している。
日本専用開発のエンジンをラインアップ
新型BMW 330i は、細部にわたり改良された2.0 リッター直列4 気筒エンジンを搭載している。これは、BMW のエンジン技術を結集し、ツイン・スクロール・ターボ・チャージャー付き過給システム、高精度ガソリン・ダイレクト・インジェクション・システム、バルブトロニック無段階可変バルブ制御システム、ダブルVANOS 可変カムシャフト制御システムが組み合わされたBMW ツインパワー・ターボ・テクノロジーを集中的に改良することで、従来モデルのエンジンと比較して、ほぼ全ての常用回転域で50 Nm もの大幅なトルク増を実現している(最高出力は5 kW / 6 ps 増)。さらに、高精度ダイレクト・インジェクション・システムの改良により、燃料噴射圧力は従来から200 bar 高い350 bar となり、燃焼室に、より細かい霧状の燃料が直接噴射されることで、燃焼効率が向上している。さらにこのエンジンでは、クランクシャフトの軽量化、内部摩擦の抑制、熱管理の最適化が行われ、ノイズの低限や、レスポンスの向上など、クリーンかつスポーティな走りを実現している。
そして、新型BMW 320i には、日本の道路事情や、顧客の要望、日本市場の重要性を鑑み、欧州をはじめ初期生産には設定の無い、日本専用にチューンしたエンジンを採用しており、最高出力135kW(184ps)/5,000rpm、最大トルク300Nm / 1,350-4,000rpm を発揮する。
最先端の運転支援システム
新型BMW 3 シリーズには、新たに導入された高性能3 眼カメラ、高性能プロセッサーおよびレーダーによって、より精度と正確性が向上した、最先端の運転支援システムを量産グレードに標準装備*している。アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニングが装備されている。
*:受注生産となるBMW 320i SE には標準装備されません。
更に標準装備となるパーキング・アシスタントには、新型BMW 8 シリーズから導入されたリバース・アシスト機能が採用されている。これにより、車両が直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となる。この機能を活用することで、例えば、日本に多数点在する細い道での対向車とのすれ違いに困った際など、安全かつ正確に、元のルートに復帰することが可能となる。
*:受注生産となるBMW 320i SE には標準装備されません。
新しい表示・操作コンセプト「BMW Operating System 7.0」の導入
新型BMW 3 シリーズは、新たに「BMW Operating System 7.0」を導入している。これは、ドライバーに必要な情報を適切なタイミングで伝えることをコンセプトにした表示 / 操作コンセプトで、10.25 インチのコントロール・ディスプレイと、12.3 インチのフル・デジタル・メーター・パネルを、それぞれ自分用にカスタマイズすることを可能としている。コントロール・ディスプレイは、タッチ操作に対応して、より使いすく最適化されたメニュー表示により、様々な機能や設定にアクセスしやすくなる他、状況に応じて変化するコンテンツも装備されており、スポーツ走行時など、コーナリングの際の横方向加速力を表示させる設定にすることも可能となっている。そして、ステアリング・ホイールのボタン、センター・コンソール付近に配置されているiDrive コントローラー、タッチ操作に対応したディスプレイ、さらに音声コントロール及びジェスチャー・コントロールを備えることで、状況に応じてドライバーが最も操作しやすい方法で、姿勢/視線を動かすことなく、必要な情報/設定にストレス無くアクセスすることが可能である。
また、新たに装備された12.3 インチのディスプレイを備えた、フル・デジタル・メーター・パネルは、速度 / 回転数を表示する左右のメーターの間、すなわちディスプレイの中央に、ナビゲーション・マップの一部などを表示可能となった。改良されたヘッドアップ・ディスプレイと共に、より視認性が向上し、ドライバーは運転に集中しながらも必要な情報を受け取ることが可能となった。
BMW コネクテッド・ドライブ標準装備
BMW コネクテッド・ドライブは、車載通信モジュールにより、ドライバー、クルマ、そして取り巻く情報をIT ネットワークで繋ぐことで、「もしもの時に備える万全の安全性」、「カーライフを進化させる革新の利便性」、「充実の情報と最新のエンターテインメント」を提供する総合テレマティクス・サービスとして2013 年に輸入車として初めて導入された。また、スマートフォン向けアプリの導入により、車両情報やニュース等へのアクセスを可能にし、顧客の利便性を向上させるサービスを提供してきた。さらに、2018 年8 月には、より操作性・利便性を高めた新たな機能を追加すると共に、新しいスマートフォン向けアプリ「BMW Connected」を導入し、車とユーザー、情報をシームレスに繋げ、より快適でスマートなモビリティ・ライフをサポートする新しいパーソナル・アシスタント・サービスとして生まれ変わった。
主な車両諸元
■ BMW 320i
全長4,715mm、全幅1,825mm、全高1,440mm*、ホイール・ベース2,850mm、車両重量1,560kg、車両総重量1,835kg、排気量1,998cc、直列4 気筒ガソリン・エンジン、最高出力184PS(135kW)/5,000rpm、最大トルク300Nm/1,350-4,000rpm。
*:M Sport は1,430mm。
■ BMW 330i
全長4,715mm、全幅1,825mm、全高1,430mm、ホイール・ベース2,850mm、車両重量1,630kg、車両総重量1,905kg、排気量1,998cc、直列4 気筒ガソリン・エンジン、最高出力258PS(190kW)/5,000rpm、最大トルク400Nm/1,550-4,000rpm。
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