ニュース

ルノー・日産自動車・三菱自動車、2018年に合計1,076万台を販売【日産自動車】

2019年1月30日

- 2018年のルノー、日産、三菱自の年間販売台数は前年比1.4%増の約1,076万台、
 全世界で販売された乗用車および小型商用車の9台に1台に相当
- 小型商用車(LCV)の合計販売台数は13.5%増の200万台
- 2010年以降の電気自動車の累計販売台数は約72万5,000台で、2018年は前年比34%増
- CMF共有アーキテクチャーを活用した車種の投入が進展

世界をリードする自動車アライアンスのルノー・日産自動車・三菱自動車は30日、メンバー3社の2018年暦年(1月~12月)の合計販売台数が1,075万6,875台になったと発表しました。アライアンスは、2018年も乗用車および小型商用車(LCV)の販売台数で世界をリードしました。

ルノーの「クリオ」、「キャプチャー」、「サンデロ」、日産の 「エクストレイル/ローグ」、「セントラ/シルフィ」、三菱自動車では「エクリプス クロス」や「エクスパンダー」が引き続き人気で、2018年の年間販売台数は前年比1.4%の増加となりました。

2018年は、中期計画「アライアンス2022」の重要な柱であるコモン・モジュール・ファミリー(CMF)アーキテクチャーを活用したルノー「クウィド」を複数の市場で販売開始し、CMFアーキテクチャーをベースとした車両の販売も拡大しました。また、ルノーおよびメルセデス・ベンツとアーキテクチャーを共有する日産のピックアップトラック「フロンティア」の生産も増加しました。

特に好調な販売を見せたのはLCVで、ルノーの「カングー」、「マスター」、「トラフィック」、日産の「ナバラ」、「テラ」、三菱自動車の「トライトン」が堅調に販売を伸ばしました。共同開発や共同生産を通じた市場プレゼンスの拡大によるシナジー創出は、アライアンス戦略の中核を成しています。 また、2018年は、ルノー「ゾエ」や「日産リーフ」の販売が牽引し、2010年以降のEVの累計販売数が724,905台となるなど、アライアンスはゼロ・エミッション車へのコミットメントを果たしました。

アライアンスメンバー3社の中でも、2018年のルノーの年間販売台数は前年比3.2%増の388万4,295台となりました。日産は世界で565万3,683台を販売し、2018年暦年は2.8%減となりました。三菱自動車は前年比18.3%増の121万8,897台を世界で販売しました。

6か年計画「アライアンス2022」の進捗
中期計画「アライアンス2022」で、ルノー・日産・三菱自動車は、引き続き、2022年末までに年間のシナジーが100億ユーロに達すると見込んでおり、4つの共通プラットフォームで900万台以上の車両を生産し、共通パワートレインの使用を全販売車両の75%まで拡大する計画です。さらに、同計画では、12車種の新型ゼロ・エミッションEVを発売し、異なるレベルの自動運転技術を40車種に搭載します。

ルノー・日産自動車・三菱自動車について
ルノーグループ、日産自動車、三菱自動車は世界最大の自動車アライアンスを結んでいます。また、多文化にまたがるパートナーシップとして、自動車業界の中で最長の継続期間と最高の生産性を誇ります。2018年には、パートナー各社合計で、世界の200か国近くで1,070万台以上の車両を販売しました。3社は競争力強化のため、協業とシナジー最大化に注力しています。また、3社はドイツのダイムラー、中国の東風汽車などの自動車メーカーと戦略的な協力関係を結んでいます。本戦略的アライアンスは、ゼロ・エミッション車における業界リーダーであり、最新の先進技術を開発しながら、自動運転およびコネクティビティの機能やサービスを、手頃な価格の幅広い車種で提供していく予定です。

www.alliance-2022.com
www.media.renault.com/
www.media.renault.com
newsroom.nissan-global.com





日産自動車株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#日産自動車
#自動車メーカ
#2019年1月30日