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アマゾン社製AIミニカー「DeepRacer」予約開始【舶来ガジェット】

2018年12月3日

舶来ガジェットは3日、日本未発売のアマゾン社製AIミニカー「DeepRacer」の取り扱いを開始すると発表した。12月3日から予約を開始し、出荷開始は2019年3月からの予定。
アマゾン社は、ラスベガスで開催されたre:Invent 2018で、世界初となるAIミニカー「DeepRacer」を発表。この1/18スケールのレーシングカーは、深層学習、強化学習によってコースを自律走行できるようになる自律型ミニカー。

「DeepRacer」のプログラミングには、Amazon SageMakerプラットフォームを使用する。

「DeepRacer」にはIntel Atomプロセッサと4GBのRAM、ヒート・マップを作る1080p 解像度の400万画素のカメラ、WiFi、2時間駆動できるバッテリーなどを搭載している。

内蔵ソフトウェアとして、オペレーション・システムとなる「Ubuntu OS 16.04.3 LTS」、ロボット・オペレーティング・システム「ROS Kinetic」、視覚情報を制御する「Intel OpenVINO」というコンピューター・ビジョン・ツールキットがAtomプロセッサで走る。

「DeepRacer」には、ロボット・アプリケーション・サービス「AWS RoboMaker」による3Dシミュレーション環境も含まれている。

ユーザーはシミュレーターに含まれているあらかじめ定義されたレーストラックに対する自律走行アルゴリズムを訓練することができる。また、レーストラックをバーチャルで評価したり、「DeepRacer」の車両にレーストラックをダウンロードし、実際に走行を検証したりできる。アマゾン社では来年、ディープレーサー・リーグというレース大会を開催する予定。








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