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燃料電池自動車へセルフ式による水素補充を開始【岩谷産業】
2018年10月18日
燃料電池自動車へセルフ式による水素補充を開始
~水素ステーション運営効率化への取組み~
岩谷産業株式会社(本社:大阪・東京、社長:谷本光博、資本金:200 億円)は、イワタ ニ水素ステーション 芝公園(東京都港区)において、燃料電池自動車(FCV)へ水素を補 充する「セルフ式」を 10 月 15 日より開始しました。これは、一定の要件を満たす場合に、 水素ステーションにおいて FCV のドライバー自らが水素を補充するセルフ式が、経済産業 省により認められたことを受けて実施するもので、国内では初の取り組みとなります。
従来の水素ステーションでは、高圧ガス保安法に基づき、資格と一定の経験を持つ保安 監督者の管理のもと、従業員により補充を含むすべての作業が行われてきましたが、ドラ イバーが安全に関する教育を受ける等の要件を満たすことにより、セルフ式の水素補充が 可能となります。
なお、当面は、当社社員のみを対象として行い、運用面を検証した上で、一般のお客様 まで対象を拡大する予定です。
セルフ式は、既にドイツや米カリフォルニア州では認められており、水素ステーション の運営効率化が期待される規制緩和の一つです。今後は、セルフ式の運用検証等を行った 上で、将来の「水素ステーションの無人化」についても検討がなされる予定です。
当社は、戦略的な水素ステーションの整備を進めると同時に、水素ステーションの効率的な運営にも取り組んでいます。引き続き、安全の確保を図りつつ、FCV の早期普及およ びユーザーの利便性向上に貢献し、水素エネルギー社会の早期実現に向けて積極的に役割を果たしてまいります。
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