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退屈へのレジスタンス 新型メガーヌ ルノー・スポール発売【ルノー・ジャポン】

2018年10月5日

レーシーかつフレンチシックなソリッドホワイトの限定車 ルノー トゥインゴGT ブラン発売

  ルノー・ジャポン株式会社(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役社長:大極 司)は、4輪を操舵させることでワインディングでは俊敏に、高速コーナーでは安定性を高める4コントロール、そしてダンパーに内蔵された第2のダンパー(セカンダリーダンパー)の働きでリバウンドや振動を抑制し、タイヤと路面の接地状態を最適に保つことのできる4輪ハイドロリック・コンプレッション・コントロール(HCC)など、モータースポーツで培ったノウハウと先進の技術により、さらに高いレベルのパフォーマンスを獲得した新型メガーヌ ルノー・スポールを、8月30日(木)から、全国のルノー正規販売店で販売しています。

 新型メガーヌ ルノー・スポールは、F1をはじめとするモータースポーツへの挑戦で培われたノウハウと、先進の技術により、さらに高いレベルのパフォーマンスを獲得しました。

 前後輪すべてを操舵させ、ワインディングでは際立つ俊敏さを、高速コーナーでは高い安定性を生み出す4コントロールは、コーナリング性能を飛躍的に高めました。
 HCCは、ダンパーの中にセカンダリーダンパーを組み込んだ構造のダンパーで、このセカンダリーダンパーの働きによりコーナリング中に路面から大きな入力があった場合などでも、タイヤがグリップを失わず、スポーツパフォーマンスを大幅に向上させることができました。

 搭載されるエンジンは、ルノー・スポール カーズとルノー・スポール レーシングが共同で開発した最高出力279ps、最大トルク390N・mを発生する1.8L直噴ターボエンジンで、組み合わされるトランスミッションは、大トルクに対応するために強化された電子制御6速AT(6EDC)です。 6EDCがメガーヌ ルノー・スポールに搭載されるのは初めてです。この6EDCの採用により、MTに対して格段に速い変速操作が可能となりました。
 スポーツマインド溢れる新型メガーヌ ルノー・スポールは、乗るたびにドライビングプレジャーへの期待が高まるモデルです。


ピュアパフォーマンス
 3代目となったメガーヌ ルノー・スポールは、Cセグメントのホットハッチマーケットにおけるベンチマークとなった先代モデルと同様、ルノー・スポールが持つノウハウと情熱を注ぎこんだモデルとして誕生しました。

「初代メガーヌ ルノー・スポールは、2003年にデビューしました。我々は、日常での使いやすさを犠牲にすることなくドライビングプレジャーを向上させるため、格段に優れたパフォーマンスとテクノロジーを提供してきました。そして、2009年デビューの3代目のメガーヌ ルノー・スポールは、それを示す正真正銘のシンボルとなったのです。このシンボルからの世代交代は、開発チームにとって手強い挑戦でしたが、コーナリング性能の改善のために大きな役割を果たした4コントロールの採用に成功したことを誇りに思っています。このシステムによって、一般公道とクローズドコースの両方で、タイトコーナーでの俊敏な応答性と高速コーナーでの旋回安定性が大きく改善しました。我々のモータースポーツにおける豊富な経験や伝統から得られたノウハウを基に、新型メガーヌ ルノー・スポールは、運転することを愛する人たちのために、車に情熱を捧げるエンジニアたちが開発しました。そして、この車が持つ多彩な特性により、毎日の運転にも最適な車となっています。」

ルノー・スポール カーズ マネージングダイレクター
パトリス・ラティ

「私は、この車の開発に携わり、さらには新型メガーヌ ルノー・スポールのアンバサダーとして貢献できたことを誇りに思っています。新型メガーヌ ルノー・スポールを、様々なサーキット(モナコや、モンレリー、スパ フランコルシャンなど)で走らせましたが、その最新テクノロジーに感心しました。4コントロールによって、コーナリング中の俊敏さと旋回安定性の両面が大きく改善しました。この事実は、より優れたコーナリング特性を求めているすべてのドライバーにとって、まさに夢の実現でしょう。F1の世界で4コントロールの採用が禁止されていることを、非常に残念に思います。」

ルノー・スポールF1チーム ドライバー&ルノー・スポール カーズ アンバサダー
ニコ・ヒュルケンベルグ

4コントロール:革新のコーナリングレスポンス
 シャシーとサスペンションのエンジニアは、先代メガーヌ ルノー・スポールのハンドリング特性をさらに向上させるため、新型メガーヌ ルノー・スポールにも、ルノー メガーヌ GTに搭載されている4輪を操舵する4コントロールを採用しました。
 ルノー・スポールによって専用にチューニングされた4コントロールは、電子制御のアクチュエーターでタイロッド(リアタイヤの向きを決める連結棒)を動かし、リアタイヤを操舵します。リアタイヤの最大切れ角は2.7°です。4コントロールは、シャープで正確、そして安心感のあるハンドリングによって飛躍的にコーナリング性能を向上させ、今までにないスポーティでダイナミック、そして正確なコーナリングフィールをもたらします。

・ 低速走行時: 後輪は前輪とは逆の方向に向くことで、回転半径を小さくします。カーブのきついワインディングロードなどでは、俊敏さを発揮します。また、駐車時やUターン時などでは取り回しが容易です。後輪は、最大2.7°動きます。

・ 高速走行時: 後輪は前輪と同一方に向き、コーナリング中の安定性を高めます。また、理想的なコーナリングラインに車を導くため、ドライバーの加速開始タイミングが早まります。

 低速走行と高速走行が切り替わるのは、時速約60kmです。マルチセンスの設定でレースモードを選択すると、切り替えの速度が時速約100kmとなります。

 緊急時には、ステアリングの回転速度をシステムが判断し、リアタイヤの舵角を増やし、車体の動きを安定させます。

 4コントロールは、どの走行モードでも作動しますが、停車時、バック時には作動しません。

4輪HCC  新型メガーヌ・ルノー・スポールは、HCCを内蔵したダンパーを4輪に装備しました。

 ラリーで培われたこの技術は、ダンパー底部に組み込んだセカンダリーダンパーによって、最適な減衰力が得られる機構で、さまざまな路面状況において常に最適なグリップと快適な乗り心地を両立します。
 ダンパーロッドが縮み、ストローク終端部に近づくと、セカンダリーダンパーのピストンが減衰力を発生し、メインのダンパーロッドストロークを制限することで、従来型バンプストップラバーのような反力や振動をホイールに伝えません。その結果、路面からの大きな入力時にもタイヤがグリップを失わず、グリップ限界が高まり、またサスペンションのよりリニアな制御を容易にし、乗り心地を高めます。

モータースポーツから生まれたダブル アクシス ストラット サスペンション(DASS)
 初代メガーヌ ルノー・スポールから採用されているDASSは、ルノー・スポールが持つシャシーとサスペンションについてのノウハウとテクノロジーから生まれた、代表的なアイデアです。

 このシステムは、ストラットサスペンションに専用のアクスルを追加することで、急加速や、大きくステアリング操作を行った際のサスペンションの上下動に影響されることなく、常にタイヤの中心に荷重がかかり、正確なステアリング操作を可能にするものです。

 新型メガーヌ ルノー・スポールのフロントアクスルは、幅のある19インチホイールのオフセットに合わせるため、また剛性を上げるために、新たに設計されました。

新世代1.8L直噴ターボエンジン
 新型メガーヌ ルノー・スポールが搭載する1.8L直噴ターボエンジンは、最高出力279ps(205kW)を6,000rpmで、最大トルク390N・mを2,400rpmで発生し、0-100km/hは5.8秒を誇ります。加速性能の鍵となるこの低回転域からの豊かなトルク特性は、運転の快適性ももたらします。

 ルノー・スポールのエンジンエンジニアは、燃焼室の外側に効率よく熱を放散させることで高い冷却効率を実現する強化構造の新設計シリンダーヘッドを開発しました。この設計を担当したのは、ルノー・スポール カーズとルノー・スポール レーシング、そしてルノーテクノセンターに所属するベストメンバーにより構成された特別チームです。そして、F1のエンジンを開発するヴィリ・シャティヨンにある最新シミュレーション設備を駆使することを前提に、指示された開発期間はわずか6か月でした。

 すでに先代メガーヌ ルノー・スポールで実績のあるツインスクロールターボの改良も、開発の対象でした。ツインスクロールターボは、低回転域でも大きなトルクを生み出すことができます。

 エンジンへの吸気量を増やすため、吸気経路には2つめのエアダクトを追加し、新設計の大容量型エアボックスを組み合わせました。

 新型メガーヌ ルノー・スポールのエンジンは、さらなる性能向上のため、DLC(ダイヤモンドライクカーボン:カーボン素材の低摩擦材表面処理)加工バルブリフターをはじめとする、レーシングカーに見られるノウハウを取りいれています。

大トルクに対応した電子制御6速AT(6EDC)  新型メガーヌ ルノー・スポールに搭載されるデュアルクラッチ式の電子制御6速AT(6EDC)は、高出力、大トルクのスポーツモデルに対応できるよう、ルノー・スポール カーズがゲトラグとともに開発しました。

 ルノー・スポールのエンジニアは、マルチセンスに設定のある5つの走行モードの発進加速や同一ギア加速、目標最高速度などに対応した、新しいギアレシオとシフトパターンを設定しました。  この電子制御6速AT(6EDC)は、レーシングカーのように手動変速用のパドルシフトをステアリングコラムに装備し、瞬時のギアチェンジを可能にしています。

マルチセンス:カスタマイズ自由な走行モード
 マルチセンスは、ドライバーの希望や路面状況に合わせ、以下の5つの走行モードから選択できます。

・ コンフォート:エンジン出力、アクセルレスポンス、自動変速操作など、燃費を優先して制御するモード。
・ ニュートラル:快適性、安全性、エンジン音のベストバランスを目指したモード。ESCの作動範囲も標準設定。
・ スポーツ:アクセルはレスポンス優先で、パワフルなエンジン音とより重いステアリングフィール。ESCの作動もドライバーの意思を優先したスポーツ設定。
・ レース:クローズドコース走行を前提に、ESCは解除され、4コントロールシステムの設定も俊敏性を優先した高速走行用に設定。
・ パーソナル:ドライバーの選択により、安全支援システム(ADAS)も含め、マルチセンスの機能を項目ごとに設定することができます。

 これらのモードは、7インチマルチファンクションタッチスクリーンで選ぶことができます。設定した走行モードに合わせて、車内照明の色、表示される情報、メーターの色、空調も同時にコントロールできます。

スポーツドライビングのために
専用ブレーキディスク・キャリパー/タイヤ:

 フロントには、ブレンボ製4ピストン モノブロックキャリパーを採用。フロントブレーキディスクは、直径355mmに拡大(先代メガーヌ ルノー・スポールに比べ+15mm)。リアには、TWR製 モノピストンキャリパーを採用。
 タイヤは、新型メガーヌ ルノー・スポール用に開発された245/35R19サイズのブリジストン ポテンザ S001を標準装備。

R.S.ドライブ:
 レスポンスの良いスポーツドライビングを楽しむスポーツモード、クローズドコース走行に適したレースモードを直接R.S.ドライブボタンで選択できます。それぞれのモード毎に、シフトプログラム、シフトスピード、アクセル操作に対するエンジンレスポンスの制御プログラムを変更するとともに、横滑り防止装置(ESC)と4コントロールのレスポンス、パワーステアリングの制御モードも連動して変化します。
 レースモードでは、ESCも解除され、全ての操作がドライバーに委ねられます。

ローンチコントロール:
 クラッチ制御とターボ過給圧を最適な状態に準備し、停車状態から最大の加速力で発進するための機能です。スポーツモード、あるいはレースモードで使用できます。
 ローンチコントロールを作動させ、ブレーキペダルを踏んだ停車状態のままアクセルペダルを床まで踏み込むと、エンジン回転数が3,000rpmに保持されます。ブレーキペダルから足を離すと発進します。スポーツモードを選択した場合は、ESCによるトラクションコントロールのアシストにより、無用な駆動スリップも回避できます。

マルチシフトダウン:
 マニュアルモードでブレーキペダルを踏みながらの減速中に、左側パドル(シフトダウン)を引き続けると、車速に応じた最適なギアまで自動でシフトダウンします。その結果、コーナー出口での加速開始時には、最も適したギアが選択されています。

R.S.デフ:
 ルノー・スポールが特許を有する、電子制御トルク配分システムです。前輪(駆動輪)の左右間の回転差を常に監視し、大きな差を検知すると、グリップを失いかけている車輪に瞬間的にブレーキをかけます。その結果、コーナリング時のグリップが保たれ、車両の姿勢を積極的に制御し、アンダーステアの発生も最小限に抑えることができます。

R.S.ビジョン/フルLEDヘッドランプ
 R.S.ビジョンは、ルノー・スポールモデルであることを表すチェッカーフラッグ型のデザインで、スモールランプ、フォグランプ、ハイビームとして機能します。また、コーナリングランプ機能も有します。
 CシェイプフロントLEDランプは、デイタイムランプとしての機能に加え、ウィンカーとしても機能します。

パフォーマンスのためのデザイン
 新型メガーヌ ルノー・スポールのデザインは、細部に至るまで、この車のパフォーマンスを表現しています。

 ルノー メガーヌGTに比べ、フロントを60mm、リアを45mm広げたフェンダーは、ニューデザインの19インチ大径ホイールを装着することで、いっそうアグレッシブなプロポーションを形作っています。
 F1スタイルのエアインテークブレードにワイドなエアインテークを組み込んだフロントバンパーは、F1を戦うルノー・スポールが手がけたことを、紛れもなく証明しています。
 3Dハニカムパターンのメッシュグリルは、ルノー・スポールによる新デザインです。
 先代メガーヌ ルノー・スポールに対して拡大された前後トレッドにより、彫刻のように官能的なサイドビューを、さらに強調しています。
 サイドシルはフロントからリアへの連携を強調し、底部のブラック仕上げブレードはF1マシンのアンダートレイをイメージさせます。
 より小型化された、新設計のリアルーフスポイラーは、空力特性を改善しています。
 リアバンパーには一体型ディフューザーに加え、メッキトリムにより存在感を強調したセンターマフラーを装備。このセンターマフラーは歴代メガーヌ ルノー・スポールのシンボルにもなっています。

 このリアディフューザーは、先代メガーヌ ルノー・スポールに比べ空力特性が向上し、さらにスポーティなデザインに仕上げました。

 新型メガーヌ ルノー・スポールを象徴するカラー、オランジュ トニックMは、鮮やかにその存在を際立たせています。

 インテリアは、すべての要素がスポーティな仕上がりであることが、ひと目でわかります。
 アルカンタラフロントスポーツシートは、ヘッドレスト一体型で、スポーツドライビングから日常の走行まで対応できるよう、ホールド性と快適性を高次元で両立しました。ヘッドレストには、“R.S.“ロゴが刺繍されています。シートエッジ、シフトブーツノブ、センターアームレストにはレッドステッチが施されています。  アルミペダル、フルグレインレザーステアリング、パドルシフトレバー、レザーシフトノブ、 ダッシュボードに輝く“RENAULT SPORT”のエンブレムが、スポーツドライビングを予感させます。

先進安全装備:ルノー運転支援システム(ADAS=Advanced Driver Assistance System)
 新型メガーヌ ルノー・スポールには、運転支援システム(ADAS)が装備されています。この運転支援システムを支えるのは、車体に取り付けられた12個のセンサー、2つのカメラ(フロント・リア)、そしてフロントに設置されたミリ波レーダーです。運転支援システムは、R-Link 2で設定することができます。

車間距離警報/SDW(Safety Distance Warning):
 ミリ波レーダーが前方車両との距離を時間で表示(約2.5 秒以下)し、危険と判断すると、7インチフルカラーTFTメーターへの表示と音で、ドライバーに注意を促します。このシステムは、時速約30kmから約200kmの間で作動します。

エマージェンシーブレーキサポート(アクティブブレーキ):
 ミリ波レーダーが前方車両との距離を検出し、衝突の可能性が高まると、警告灯やブザーにより、ドライバーに回避操作を促します。万が一、安全に減速できない場合は、自動的に最大2秒間の緊急ブレーキを作動させて、衝突時の被害を軽減させます。このシステムは、時速約30kmから約140kmで作動します。

車線逸脱警報/LDW(Lane Departure Warning):
 フロントカメラで車両前方の白線を検知し、ドライバーが意図せずに車線をはみ出しそうになった場合、ブザーで注意を促します。時速約70km以上で作動します。

後側方車両検知警報/BSW(Blind Spot Warning):
 フロント2個・リア2個の4つの超音波センサーで、バックミラーの死角の車両を検知すると、隣接車側のドアミラー内にLEDインジケーターを点灯させ、注意を促します。交通量の多い複数車線でも、安心して車線変更ができます。時速約30kmから140kmの間で作動します。

イージーパーキングアシスト:
 車体に搭載された12個のセンサーが駐車可能なスペースを検出し、自動でステアリング操作を行い、縦列駐車(出入りとも)やバックでの車庫入れをサポートします。ドライバーは、タッチスクリーンの表示を見ながら、アクセル、ブレーキおよびギアを操作するだけで、狭い場所でも安心して楽に駐車をすることができます。










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