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インターモト2018に「Ninja 125」「Z125」など2019年ニューモデル8機種を出展【川崎重工業】
2018年10月2日
インターモト2018に「Ninja 125」「Z125」など2019年ニューモデル8機種を出展
川崎重工は、10月3日より5日間にわたりドイツ・ケルン市で開催される「インターモト2018」※1に、欧州向け2019年ニューモデル8機種を出展します。
今回当社は、フルカウルスポーツモデルの「Ninja 125」と、スーパーネイキッドモデルの「Z125」を出展します。欧州のA1免許(16才以上、排気量125cc以下かつ11kW(15PS)以下の自動二輪に乗車可能)保持者向けに開発され、エンジンはA1免許の許容最大出力を発生しながらもスムーズな出力特性とし、フルサイズのシャーシはスリムで取り回しがし易く、市街地やショートツーリングなどで優れた走行性能を発揮します。カワサキを代表するモーターサイクルである「Ninja」シリーズ、「Z」シリーズのスポーティなDNAを受け継ぎ、エントリーモデルでありながらも「操る悦び」を追求しています。
スーパースポーツモデルでは、モデルチェンジした「Ninja ZX-10R ABS」「Ninja ZX-10RR ABS」「Ninja ZX-10R SE ABS」を出展します。エンジンを改良することでエンジン出力を向上させるとともに、幅広いパワーバンドを実現。装備も充実させることで、サーキット走行性能を高めています。
さらに、フラッグシップモデルである「Ninja H2 / Ninja H2 Carbon」「Ninja H2R」を出展します。モデルチェンジを行った「Ninja H2 / Ninja H2 Carbon」は、一般公道仕様としてカワサキ史上最大のエンジン出力を実現し、新たにスマートフォン接続機能やフルカラーTFT液晶スクリーンを搭載しています。フロントブレーキには、「Ninja H2 / Ninja H2 Carbon」「Ninja H2R」ともにブレンボ社製の最新モノブロックキャリパーを採用し、ブレーキ性能を向上させています。
また、出展ブース内にヘリテイジコーナーを設け、レトロスポーツモデル「Z900RS」のカスタムモデル4台を出展するとともに、カワサキ「Z」シリーズの始祖となる「Z1」を出展します。
加えて、レースコーナーでは、今シーズンのスーパーバイク世界選手権※2で4年連続のシリーズチャンピオン獲得を達成したジョナサン・レイが駆る「Ninja ZX-10RR(カワサキレーシングチーム/ジョナサン・レイ号)」や、モトクロス世界選手権※3で活躍する「KX450F―SR(カワサキレーシングチーム/クレマン・デサール号)」をはじめとしたレース参戦車両を出展します。
※1
:
ドイツで開催される欧州最大級のモーターサイクルショー。
※2
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国際モーターサイクリズム連盟による、市販車をベースとしたバイクによる世界最高峰のロードレース。
※3
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国際モーターサイクリズム連盟による、公道ではない未舗装のコースで順位を競うモトクロスにおける世界最高峰のレース。
2019年ニューモデルの概要
■「Ninja125」「Z125」
欧州のA1免許に対応した125cm3水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブエンジンは、A1免許の許容最大出力であり、低中速回転域ではスムーズかつ力強いトルクを生み出し、高速回転域では伸びやかに吹け上がるエンジン特性としています。
また、スリムでコンパクトなトレリスフレーム、スポーティなサスペンション、17インチホイールの組み合わせが、俊敏なハンドリングを実現します。外観は、それぞれ「Ninja」シリーズ、「Z」シリーズの上位機種が持つデザインを継承し、レーシーなスーパースポーツモデル、アグレッシブなスーパーネイキッドのスタイリングを持たせています。
■「Ninja ZX-10R ABS」「Ninja ZX-10RR ABS」「Ninja ZX-10R SE ABS」
世界中のレースで活躍し、スーパーバイク世界選手権では4連覇を達成しているスーパースポーツモデル「Ninja ZX-10R」シリーズ。今回のモデルチェンジでは、ハイパワーかつコントロール性に優れる998cm3水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブエンジンを改良しました。バルブ駆動方式にフィンガーフォロワーロッカーアームを採用し、エンジン出力の向上と信頼性を高めています。加えて、サーキット走行性能を追求したモデル「Ninja ZX-10RR」には、軽量かつ耐久性の高いパンクル社製チタニウム製コネクティングロッドを採用することで、さらなるエンジン性能向上とハンドリング性能向上を実現しています。また、電子制御サスペンション「KECS」※4を搭載したハイグレードモデル「Ninja ZX-10R SE」には傷を自己修復する「ハイリーデュラブルペイント」※5を施し、高品質な外観を維持することが可能です。
■「Ninja H2 / Ninja H2 Carbon」「Ninja H2R」
川崎重工グループの技術の粋を結集し開発された、自社製スーパーチャージドエンジンを搭載するカワサキのフラッグシップモデル。モデルチェンジを行った「Ninja H2 / Ninja H2 Carbon」のエンジンには、高出力と燃費性能を両立させた「Ninja H2 SX」の開発で得たノウハウを活用。エンジン効率を高めた998cm3水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブスーパーチャージドエンジンを搭載し、燃費性能を維持しながらも、170.0kW(231PS)※6を実現しています。さらに、電子制御のセッティングや車両情報と走行ルート確認が行えるカワサキ初のスマートフォン接続機能や、様々な情報を機能的に表示するフルカラーTFT液晶スクリーンといった先進装備を採用しています。
また、「Ninja H2 / Ninja H2 Carbon」「Ninja H2R」のフロントブレーキには、ブレンボ社製モノブロックキャリパーの最新・最上級モデル「Stylema」を採用し、ブレーキ性能を高めています。さらに、3機種ともに傷を自己修復する「ハイリーデュラブルペイント」を施し、高品質な外観を維持することが可能です(カーボンパーツを除く)。
※4
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KECS(Kawasaki Electronic Control Suspension)は、ショーワ社と共同開発した電子制御サスペンション。路面状況やライディングスタイルに応じて瞬時に減衰力を調整し、タイヤの接地感を高めるとともに、安定した車体姿勢を実現します。
※5
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自己修復できる傷は、ウエスによる拭き傷や衣類との擦り傷などが対象で、コインやキーなどによる深い傷は修復できません。コーティングが元の状態に戻るには1週間以上かかる場合もあります。
※6
:
カワサキの特定条件で測定した参考値で、お客様車両の出力を保証するものではありません。
【出展車両】41機種62台
Ninja 125/Z125
Ninja ZX-10Rシリーズ
Ninja H2シリーズ
Z900RS
Z1
レースマシン など
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