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自動車冷却系部品の設計を支援:無理抜き成形が可能なジュラファイド®PPSの紹介記事を公開【ポリプラスチックス】

2018年9月19日

自動車冷却系部品の設計を支援:無理抜き成形が可能なジュラファイド®PPSの紹介記事を公開


ポリプラスチックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:塩飽 俊雄、以下、ポリプラスチックス)は、このほど、ジュラファイド®PPSの無理抜き成形が可能なグレードを検証しました。各種データとともにその検証結果を9月19日に同社WEBサイトに公開しました

▼ポリプラスチックス株式会社公式サイト 
https://www.polyplastics.com

▼無理抜き成形を実現するDURAFIDE®PPS
https://www.polyplastics.com/jp/product/lines/pps_bump-off/index.vm

■今回の記事公開の意図
従来、自動車における冷却系部品(冷却水制御バルブ、インレット、アウトレットパイプなど)は6-6ポリアミドや芳香族ポリアミドが主に使用されてきましたが、ポリアミドは加水分解による強度低下や吸水による寸法変化などを起こすため、設計者にとって使用が難しい材料です。一方で、昨今同部品には、ポリアミドのような加水分解や寸法変化を起こさないPPSが採用される事例が非常に増加しています。ただし、PPSはポリアミドを用いて部品を成形する際に行われる「無理抜き成形」が難しいという課題があります。また、バリレスが求められる部品にPPSを使用する場合、バリ取り工程が必要になることが多く、コストアップにつながっています。
そこで弊社ではPPSの無理抜き性の確認を検証し、ジュラファイド®PPSの無理抜き成形が可能なグレードを紹介させていただくこととなりました。本提案は設計の自由度を高め、材料選定拡大の一助になると考えております。

■無理抜き成形とは
製品にアンダーカットがあっても、スライド構造を使用せず、二方向に“無理”に製品を変形させて金型から離型することを無理抜き成形といいます。パーティングライン(金型の合わせ目)がなくなるため、バリレス成形が可能で、バリ取り工程を削減することでコストダウンが可能です。

■今後の展開
ポリプラスチックスはエンジニアリングプラスチックの素材メーカーです。素材メーカーならではの材料技術のみならず、成形・加工技術の開発にも積極的に取り組んでいます。今回ご紹介した材料や技術に加え、成形・加工技術を融合させた幣社の新たな発想を生産者のみなさまにお届けしたいと考えております。今後も弊社の材料情報や設計技術について、引き続き自社サイトに公開していく予定です。

■会社概要
商号   : ポリプラスチックス株式会社
代表者  : 代表取締役 塩飽 俊雄
所在地  : 〒108-8280 東京都港区港南二丁目18番1号 JR品川イーストビル13階
設立   : 1964年5月
事業内容 : 各種ポリマー及びプラスチック等の製造販売
資本金  : 30億円

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。








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