ニュース
タイで新型グローバルコンパクトカー『ミラージュ』のラインオフ式を実施【三菱自動車工業】
2012年4月19日
三菱自動車工業㈱（以下、三菱自動車）は、このほど、同社のタイにおける生産・販売会社ミツビシ・モーターズ・タイランド（MMTh）のラムチャバン工場で、新型グローバルコンパクトカー『ミラージュ』の本格量産を開始し、本日、これを記念して、多くの関係者の皆様ご参列のもと、ラインオフ式を行いました。
『ミラージュ』は、成長著しい新興国におけるエントリーカー、成熟国における環境対応車という双方のニーズを一つの商品として具現化した新型グローバルコンパクトカーです。生産は三菱自動車のグローバル生産体制の中で日本に次ぐ第2の輸出拠点であるMMThラムチャバン工場に、このモデルを生産するために新たに建設された第3工場で行われます。先の3月28日のタイ国内向け発売を皮切りに、今後順次、アセアン諸国、日本、欧州各国などへ供給地域を拡大していく計画で、日本では今夏の発売を予定しています。
三菱自動車社長の益子修は、ラインオフ式に際し、「MMThは、いまや三菱自動車の最重要生産拠点の一つとなったことは疑いようがありません。ここで新たに生産を開始した『ミラージュ』は、日本と同等の品質を確保すべく、日本人の検査員が駐在して出荷前に全数を検査するほか現地検査員の指導も実施するなど、万全の品質管理体制を敷いています。これから世界各国での販売が始まりますが、日本をはじめ全世界で通用するクルマであると確信しており、当社のさらなる成長に大きく貢献してくれるものと期待しています」と語りました。
なお、『ミラージュ』のタイにおける受注台数は本日時点で15,000台を上回っており、大変好調な立ち上がりとなっています。
三菱自動車は、2011年1月に公表した2013年度までの中期経営計画「JUMP 2013」において、その事業戦略の柱の一つとして「新興市場への経営資源の集中」を掲げています。中でも、アセアン地域での事業基盤強化を新興市場対応の中心に据えており、このタイでのグローバルコンパクトカー生産及び今後のタイからの世界展開は、その具現化に向けた重要施策のひとつに位置づけられるものです。同社は、今後とも、将来的な成長が期待される新興市場での積極的な事業強化を進めてまいります。
三菱自動車工業株式会社ホームページはこちら
