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Mcityへの参画で自動運転関連技術研究を促進【日本グッドイヤー】
2018年6月12日
(2018年5月31日 オハイオ州アクロン)
ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(以下グッドイヤー)はこの度、米国ミシガン大学が主導する官民研究機関のMcity(エムシティ)の研究に参画することで、技術革新ネットワークを世界的規模に拡大し、自動運転車両やコネクテッドカー関連技術の研究・開発を促進することを発表しました。
グッドイヤーは今後、Mcityの試験施設において電気自動車および自動運転車両のテスト走行を実施し、インテリジェントタイヤとそのセンサー技術をさらに発展させ、タイヤと路面、タイヤと車両、最終的にはタイヤとお客様との連携を管理することで、グッドイヤーの役割を拡大させることに努めます。
Mcityでは、実際の市街地や郊外の道路環境を再現した走行実験施設で、コネクテッドカーや自動運転車両の実証試験をすることが可能です。Mcityに参画している企業は、自動車メーカー、自動車部品サプライヤー、チップやハードウェアメーカー、保険会社をはじめ、先進モデリング、ビッグデータ収集、高度道路交通システムなどの技術開発に従事する合計約60社に及ぶものであり、グッドイヤーは本研究に参画している唯一のタイヤメーカーです。
■グッドイヤー・チーフ・テクノロジー・オフィサーのクリス・ヘルセルのコメント
「グッドイヤーはタイヤに関わる、場合によってはタイヤを超えたモビリティソリューションを生み出すため、積極的に主要関係各所と連携し、自動運転車両とライドシェアリングサービスの未来形成に取り組んでいます。この度のMcityへの参画は、そのゴールへの近道になると確信しています。」
■ミシガン大学 機械工学科 Roger L. McCarthy Professor 兼 Mcityディレクターのヒューイ・パン氏のコメント
「長年、業界をリードしているグッドイヤーを私たちのチームに迎えられることは喜ばしいことです。私たちは未来のモビリティ形態を目指しテストとプランを実行していますが、進化する交通形態の中、タイヤの重要な役割を認識しています。」
Mcityの全景
歩行者回避技術テスト用ダミー
施設内に再現されたラウンドアバウト
≪グッドイヤーについて≫
グッドイヤーは世界屈指の大手タイヤ会社です。従業員数は約6万4000人で世界22か国、48の拠点を展開しています。米国オハイオ州アクロンとルクセンブルグのコルマーベルグの2ヶ所に技術開発センターを有し、技術・性能の両面でタイヤ業界の標準を形づける最先端の製品とサービスを開発しています。グッドイヤーと製品の詳細情報はwww.goodyear.com/corporateをご覧ください。
≪日本グッドイヤー株式会社≫
日本グッドイヤー株式会社は1952年創立。国産および輸入品のグッドイヤーブランドのタイヤを、補修用タイヤ市場で販売しています。日本グッドイヤー関連会社の日本ジャイアントタイヤ株式会社は、土木建築車両用・重機用オフロードタイヤを兵庫県たつの市の工場で生産しています。又グッドイヤーは日本において航空機用タイヤのマーケティングと販売も行っています。日本グッドイヤー株式会社とその製品について、ホームページで詳しい情報がご覧頂けます。 日本グッドイヤー株式会社ホームページ www.goodyear.co.jp/(2018年5月31日 オハイオ州アクロン)
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