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担い手向けにディーゼルエンジン搭載の6条植・8条植田植機を発売【クボタ】

2018年6月7日

担い手向けにディーゼルエンジン搭載の6条植・8条植田植機を発売
~ICT機能を強化、低コスト稲作に貢献~


株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:木股昌俊)は、低コスト稲作を志向する担い手農家向けにGPSを活用して高精度化、低コスト化に寄与する新機能を搭載した田植機「ナビウェル」を発売します。
この度、田植機のボンネットカラーもトラクタやコンバインと同じであるオレンジカラーに一新して、次世代田植機として担い手農家を力強く支援してまいります。

1.商品名

クボタ田植機「ナビウェル」 ディーゼルエンジン 6条植、8条植(2型式)

クボタ田植機「ナビウェル」 NW8S-F-GS

<ご参考>
製品動画URL: https://youtu.be/ZoxuXtrBh9E

2.主な型式と価格


3.発売時期

2018年9月

4.販売目標

3,000台(初年度)

5.主な特長

(1)コスト低減に貢献するGPSを活用したICT機能を搭載
①「株間キープ機能」
ぬかるみの強い湿田などでは、車輪がスリップすることにより株間(苗と苗の間)が設定よりも狭くなりがちですが、GPSの位置情報を元に植え付け位置を補正するので、設定した株間で植え付けが行えます。余分な苗を用意する必要がないのでコスト低減が図れ、均等な株間による安定した稲の生育も期待できます。

②「施肥量キープ機能」(※粒状側条施肥仕様のみ)
植え付けと同時に施肥を行う場合にもGPSの位置情報でスリップによるバラツキを補正するので、設定した施肥量を散布できます。余分な肥料を使わずコスト低減が図れます。

③「直進キープ機能」をレベルアップ
GPSの位置情報を利用してステアリングを自動で直進方向に補正する「直進キープ機能」に加え、「条間アシスト機能」を装備。ほ場の端でターンしたときに進行方向がずれると液晶パネルに警告が表示され、ずれを自動で補正します。隣接する苗を踏んだり、苗と苗の間が広がりすぎたりしないので、不慣れなオペレータでもきれいな田植えが可能です。

④無線LANユニットを標準装備
クボタ独自の営農・サービス支援システム「クボタスマートアグリシステム(KSAS)」に連動することで、ほ場ごとに設定した施肥量や植付株数(株間)などのデータを専用端末から送信し、作業設定を行えます。また、田植機の稼動情報の確認が可能になるので、不具合箇所の自己診断情報やメンテナンス情報(要点検、交換)を把握できます。

(2)その他 ①高出力ディーゼルエンジンと軽量ボディによる高い走破性
8条植は従来機より約40kg軽量化した車体に24.6馬力の高出力エンジンを搭載。ほ場条件に左右されない高い走破性を発揮します。

②デザインを一新
クボタの農業機械(トラクタ、コンバイン)のイメージカラーのオレンジ色にカラーを変更。LEDライトを搭載した力強いボンネットデザインを採用しました。

③田植機では業界初の4.3インチのカラー液晶パネルを搭載
機械の状態や作業の設定などを文字とイラストでわかりやすく表示します。

製品に関するお問い合わせ先
農機国内総括部 (TEL:06-6648-3938)

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。








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#2018年6月7日