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2012年北京国際モーターショー 出品概要【三菱自動車工業】

2012年4月11日

三菱自動車は、4月23日(月)より(一般公開は27日(金)から)中国 北京の新国際展覧センターで開催される北京国際自動車ショーにおいて、環境性能、安全性能、質感を高次元で調和させた新世代SUV、新型『アウトランダー』(参考出品車)をアジア初披露します。

また、中国市場でニーズの高まるSUVのラインアップ強化のため、2012年度中に現地生産を開始する予定のコンパクトSUV『ASX』(日本名:『RVR』)マイナーチェンジモデルを展示します。この他、今年でデビュー30周年を迎える『パジェロ』、2011年から中国での販売を開始した『パジェロ スポーツ』など、合計10台(プレスデーは8台)を出展します。

1. 新型『アウトランダー』(参考出品)

今回、アジア初披露となる新型『アウトランダー』は、“クラストップレベルの低燃費、低CO2を実現する優れた環境性能”のほか、“先進安全技術の採用による高い安全性能”、“上質で使い勝手の良いインテリア”を商品特長としています。
なお、新型『アウトランダー』は、今夏よりロシアで販売を始め、以降、欧州、日本、中国、オセアニア、北米と世界展開を進め、中国市場には2012年度中の投入を予定しています。

(1)クラストップレベルの低燃費、低CO2を実現する優れた環境性能

中国向けの新型『アウトランダー』には、新開発の可変動弁機構を採用した4J11/4J12型新型MIVEC*1エンジン(2.0L/2.4L 4気筒 SOHC16バルブ)を搭載します。また、ボディ構造の最適化や高張力鋼板採用などによる車体軽量化、空力性能の改善などにより、クラストップレベルの環境性能を実現。さらに、エコ運転を支援するシステムを採用することで、実用燃費の向上をサポートします。
*1 : Mitsubishi Innovative Valve timing Electronic Control system (三菱自動車の可変バルブタイミング機構付エンジンの総称)

(2)先進安全技術の採用による高い安全性能
前方車両を検知し、自動ブレーキにより衝突の回避、または被害の軽減をサポートする「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM*2)」や、高速走行のみならず、低速走行時でも前車との車間を維持しながらの走行が可能な「レーダークルーズコントロールシステム(ACC*3)」などの先進安全技術を採用しました。
*2 : Forward Collision Mitigation System
*3 : Adaptive Cruise Control System

(3)上質で使い勝手の良いインテリア
インストルメントパネルには表面にソフトパッド材を採用。光沢のあるブラックパネルと、効果的に配置したメッキとシルバーの加飾により上質感を高めました。また、スイッチなどの操作系やディスプレイなどの表示系をそれぞれ、操作性、視認性の良い場所にレイアウトしました。
座り心地の良いセカンドシート、サードシート(中国向け『アウトランダー』では初採用)は、簡単な操作でシートアレンジすることができ、ワイドでフラットなカーゴスペースを容易に作り出すことを可能としました。
荷物の出し入れに便利な電動テールゲートを採用しました。

2. 『ASX』

『ASX』(日本名:『RVR』)は、2010年9月から中国で販売を始めたコンパクトSUVで、上質でスポーティなエクステリア・インテリア、優れた走行性能と環境性能などご好評を頂いています。
SUVラインアップを更に強化するため、2012年度中に、三菱自動車が50%を出資する新合弁会社での現地生産を予定しています。
これに伴い、エクステリアを中心としたマイナーチェンジを実施し、更に精悍で上質なデザインにリニューアルする予定です。

3. 出品車リスト

*4 :  『パジェロ』は、1982年5月、乗用車感覚で使用できる多目的4WD車として、初代を日本で発売。4WDシステムをはじめとする先進の機能・装備を絶えず投入して進化を続け、常にクラスをリードしてきました。今年で登場から30周年を迎え、その間に約290万台を生産しました。
現在、オフロードでの走破性と、乗用車並の高速性能・快適性を併せ持つオールラウンドSUVとして、世界170以上の国・地域のお客様からご好評を頂いています。


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