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ニュルブルクリンク24時間耐久レース 2018【トヨタ自動車】

2018年5月14日

ニュルブルクリンク24時間耐久レース 2018
TOYOTA GAZOO RacingはSP-Proクラス1位・総合96位で完走 「もっといいクルマづくり」に終わりはない


TOYOTA GAZOO Racingは、2018年5月10日(木)から13日(日)にかけてドイツ、ニュルブルクリンクで開催された第46回ニュルブルクリンク24時間耐久レースにLEXUS LC(56号車 : 土屋 武士/松井 孝允/蒲生 尚弥/中山 雄一)で参戦し、SP-Proクラス1位、総合96位で完走しました。

10日(木)、11日(金)に行われた予選の結果、LEXUS LCは8分34秒591を記録し、総合32位で決勝を迎えました。出走台数147台となった決勝レースは、現地時間12日(土)15時30分にスタートし、松井選手がスタートドライバーを担当。

スタート直後に他車との接触があり、車両へのダメージが心配されましたが、緊急ピットインするまでには至らず、ルーティーンのピットインで処置を実施。

その後も、パワートレーン・ブレーキ・タイヤ・電気系等のトラブルが発生しましたが、そのたびにドライバー、メカニック、エンジニアが迅速かつ確実に対応し、クルマを再びコースに送り出しました。

13日(日)早朝6時30分以降は、大きなトラブルなく周回を重ねていき、徐々に順位を上げていきました。そして、15時30分にチェッカーフラッグが振られ、LEXUS LCは、総合96位、SP-Proクラス1位で無事完走を果たしました。

今年のニュルは、初参戦のLEXUS LCには多くの試練を与えてきました。 本戦までの開発テストでは発生しなかった、また想定しなかった数々のトラブルにも見舞われました。しかし、ニュルの活動の目的をチーム全員が理解し、「絶対にあきらめないこと」、「1LAPでも1メートルでも長くクルマを走らせる」という思いで、トラブルのたびにクルマをコースに戻しました。

この頑張りで得られた経験、知見、思いを「もっといいクルマづくり」に必ず繋げていきます。

友山 茂樹 GAZOO Racing Company President

何度も予定外のピットインを強いられながら、何とか24時間を走り切りって完走できたことを感謝します。ドライバー、メカニック、エンジニア、サポートスタッフがそれぞれの役割を果たし、最後の最後まであきらめずにクルマを走らせようと努力した結果だと思います。この活動を支えてくださったサプライヤー企業およびパートナー企業の皆さま、応援してくださった多くのファンの方々に心から感謝します。 ここニュルブルクリンクで得られた知見や、鍛えた技術は、GRブランドの各モデルに採用されていくばかりでなく、今後トヨタ自動車が投入する市販車の数々に、必ずや活かしていきます。

トヨタの「もっといいクルマづくり」と、それを支える「人づくり(人材育成)」に終わりはありません。そのためにも、これからもニュルへの挑戦を続けていきます。

  

  

2018年ニュルブルクリンク24時間耐久レース SP-Proクラス結果








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