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インフィニティのゼロ・エミッションラグジュアリーセダン「LEコンセプト」 ニューヨーク国際オートショーでお披露目【日産自動車】
2012年4月6日
インフィニティは5日、ニューヨーク国際オートショー(4月6日~15日)にてインフィニティブランド初のゼロ・エミッションラグジュアリーセダンの生産モデルに近いコンセプトカーであるインフィニティ「LEコンセプト」を公開しました。「LEコンセプト」の生産モデルは、今後2年以内に発売される予定です。
インフィニティ「LEコンセプト」の主な特長と搭載技術は以下の通り:
● インフィニティならではのラグジュアリーなスタイル
● ラグジュアリードライビングエクスペリエンスを実現する優れた加速性能
● 最先端のコンパクトリチウムイオンバッテリー
● 高い静粛性、高級感のあるインテリア、次世代インフィニティ・コネクション・システム、インフィニティ・パーソナル・アシスタントなど
● 直感的な操作を可能とする自宅用の非接触充電システムとインテリジェントパークアシスト
インフィニティLEコンセプト
「LEコンセプト」のエクステリアは、インフィニティの象徴であるダブルアーチグリル、三日月形のリアピラーを採用し、空力性能に優れた滑らかでエモーショナルなシルエットを特長としています。大きなフロントグリルは、力強いフィニッシャーを持ち、中央のインフィニティエンブレムの下には充電ポートが隠されています。
また、「LEコンセプト」はバッテリーを床下に搭載することで、広い室内空間とトランクルームを確保しながら低重心化を実現し、ハンドリング性能を向上させています。
また、インテリアはインフィニティらしく高級感にあふれ、次世代の計器類、ドライバーインターフェースを備えています。
「LEコンセプト」のEVメーターは、デジタル表示とアナログ表示を組み合わせることで高級感と未来的な雰囲気を感じさせ、センタークラスターには、インテル Atom™プロセッサーを搭載した革新的なツインモニターを採用しています。また、エレガントなボルスターシートやドアトリムのデザインは、伝統的な日本の着物の「襟足」に着想を得たものです。シートは、スエード・メッシュ素材で、バイオレットをアクセントとし、サイドにはセミアリニン本革を用いています。
「LEコンセプト」は、「都市部および高速道路での気持ちの良い加速」を実現するため240lb-ftのトルクを発生し、発進時には力強く加速し、高速での合流や車線変更をする際には、静かで滑らかに再加速することができます。バッテリーシステムは、実績のある出力24kWhのラミネート型リチウムイオンバッテリーを採用し、CHAdeMO規格の急速充電に対応しています。
「新世代のラグジュアリーカーでパフォーマンスに妥協することは許されません。お客さまは『グリーン』なクルマを望んでいらっしゃいますが、ドライビングエクスペリエンスの点で、今使っているクルマに劣ることには納得していただけないでしょう。」とゴーンCEOは述べています。
インフィニティ「LEコンセプト」では、24時間コンシェルジェサービスを提供するインフィニティ・パーソナル・アシスタント、ナビゲーションサービス、POIサーチなどのインフィニティ・コネクション・システムが利用できます。
充電は、DC急速充電と先進的な非接触充電システムを利用できます。非接触充電は電磁誘導方式で、コイルはガレージの床で安全に覆われています。高周波のAC-3.3kWの非接触充電はツインメーターまたはスマートフォンで操作が可能です。そして、子供やペットにも安全で、家のガレージに簡単に設置することができます。
さらに、アラウンドビューモニター付きインテリジェントパークアシストによって、ワイヤレス充電コイルの上の適切な位置に駐車することができます。このシステムは、周囲360度の視界を確保しながら前進・後退が可能なe-ステアリングを使っています。また、GPSで駐車スペースを登録しておくことにより、車両がガレージに入るとナビゲーションシステムが自動的にアラウンドビューモニターを作動させ、システムが駐車準備完了の状態となります。
「このクルマは今はコンセプトカーですが、間もなく現実のものとなります。インフィニティ『LEコンセプト』とその非接触充電システムでは、給油の必要がない上に、充電ケーブルにつなぐ必要もなくなるのです。」とゴーンCEOは語りました。
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