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最強のフェラーリ、最新モデル「F12 ベルリネッタ」が「MICHELIN Pilot Super Sport」を採用【日本ミシュランタイヤ】
2012年4月5日
サーキットでの量産タイヤ世界最速(1)を目指し開発されたスポーツタイヤ「MICHELIN Pilot Super Sport(ミシュラン パイロット スーパー スポーツ)」が、フェラーリ史上最もパワフルな最新モデル「F12 ベルリネッタ」に採用されました。
イタリアの自動車メーカーであるフェラーリは、これまで「599 GTO」やフェラーリ初の四輪駆動モデル「FF」用のタイヤをミシュランと共同開発し成功を収めてきました。今回、フェラーリはその最新モデル「F12 ベルリネッタ」用タイヤのサプライヤーに、数あるタイヤメーカーの中からミシュランを再度選んだのです。
フェラーリ史上最もパワフルな「F12 ベルリネッタ」のためにミシュランがデザインしたこのタイヤの卓越性は、「ル・マン24時間耐久レース」でのミシュラン装着車による合計14回の連覇を含め、世界の数々の過酷な耐久レースで長年にわたりミシュランが収めてきた成功から産み出されたものです。レース現場から得られた専門知識をもとに開発されたテクノロジーの数々は、「MICHELIN Pilot Super Sport」をはじめとする数々の一般用タイヤ製品に活かされています。
「F12 ベルリネッタ」に搭載されるのはV型12気筒エンジンです。総排気量6,262cc、最高出力740馬力のこのエンジンは、ドライバーの「運転する悦び」を最大限に引き出してくれます。ミシュランは、研究開発センターで生まれた以下に紹介するテクノロジーによって、「F12 ベルリネッタ」の高性能をいっそう引き立てるタイヤを設計しました。
Twaron®(トワロン®)ベルト
帝人のアラミド繊維であるTwaron® (トワロン®)を使用したベルトを採用することで、トレッド部でのテンション最適化と遠心力によるタイヤの変形のコントロールが可能になり、超高速走行時の優れた安定性が達成されました。
VCP 2.0 (バリアブル・コンタクト・パッチ)
コンタクトパッチ形状が変化するコーナーリング時においても、接地面積を損なわないようコントロールすると同時に、接地面圧のみならず温度変化に対してもより均等にコントロールします。これにより、ストレートでのフルアクセル、ハイスピードでのコーナーリング時においても、最適なグリップを確保します。
Dual-Compound 2.0 (デュアル・コンパウンド 2.0)
従来品「MICHELIN Pilot Sport PS2」から更なる進化を遂げた最適な配分による2種類のトレッドコンパウンドを採用しています。インサイドには優れたウェットグリップを発揮する最新のエラストマー技術を採用し、アウトサイドにはタイトコーナーで高い耐久性を発揮する「ル・マン24時間耐久レース」で培われた強化カーボンを使用しています。
フェラーリの最新モデル、「F12 ベルリネッタ」に採用された「MICHELIN Pilot Super Sport」のサイズは、フロント255/35 ZR 20、リア315/35 ZR 20です。
(1) ドライコンディションのサーキットでのラップタイムの速さを意味します。
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