コネクテッドカー・自動運転車等におけるサイバーセキュリティ分野でのWHITE MOTION社との業務提携【東京海上日動火災保険】

2018年4月4日

東京海上日動火災保険株式会社（取締役社長 北沢利文、以下「当社」）、昨今テクノロジー進展に伴う自動車サイバーセキュリティ分野重要性増大を踏まえ、今般、同分野において高い技術・ノウハウを有する合同会社 WHITE MOTION （代表：蔵本 雄一、以下「WHITE MOTION 社」）と、コネクテッドカー・自動運転車等におけるサイバーセキュリティ分野で共同研究・協業検討に向けて業務提携しましたで、お知らせいたします。

１．背景
　 当社で企業におけるセキュリティ対策一助としてご活用いただけるよう、サイバーリスク保険開発・販売や、関連サービス等提供を行い、IT 分野を中心にサイバーセキュリティ対策取組みを強化してまいりました。
　一方で、自動車分野でも昨今、インターネット等を通じてサイバー空間に繋がるコネクテッドカーが進展しており、既に一部市販化されているとともに、今後、さらに普及が加することが見込まれます。あわせて、研究開発が進められている自動運転技術においても、サイバー空間を通じて地図情報や周辺情報等通信が行われることが想定されており、自動車がサイバー空間へ繋がることで発生しうるハッキングやコンピューターウィルスといった脅威へ対応、安全・安心なクルマ社会を実現するうえで重要な課題となっています。
　こような環境認識もと、今般、自動車サイバーセキュリティ分野において高い技術・ノウハウを有する WHITE MOTION 社と、コネクテッドカー・自動運転車等におけるサイバーセキュリティ分野で共同研究・協業検討に向けて業務提携することといたしました。

２．提携目的
　双方保有する資源・ノウハウを活用することにより、以下取組み等を推進し、安心・安全なクルマ社会実現に貢献してまいります。
　（１）コネクテッドカー・自動運転車等におけるサイバーセキュリティ分野に関する各種研究
　　　　（最新攻撃手法、侵入経路等）
　（２）コネクテッドカー・自動運転車等におけるデジタルフォレンジック（*）、損害サービスにおける
　　　　対応ノウハウ確立に向けた研究
　（３）コネクテッドカー・自動運転車等サイバーリスクに対応した商品・サービス開発
　（*）犯罪捜査や法的紛争などで、コンピュータなど電子機器に残る記録を収集・分析し、そ法的な証拠性を明らかにする手段や技術総称。 東京海上日動火災保険株式会社（取締役社長 北沢利文、以下「当社」）、昨今テクノロジー進展に伴う自動車サイバーセキュリティ分野重要性増大を踏まえ、今般、同分野において高い技術・ノウハウを有する合同会社 WHITE MOTION （代表：蔵本 雄一、以下「WHITE MOTION 社」）と、コネクテッドカー・自動運転車等におけるサイバーセキュリティ分野で共同研究・協業検討に向けて業務提携しましたで、お知らせいたします。

３WHITE MOTION 社概要
WHITE MOTION 社、日本大手自動車部品メーカーであるカルソニックカンセイ株式会社と、フランスセキュリティ企業である Quarkslab 社により 2017 年に設立された企業で、車載セキュリティソフトウェア開発・販売や、車載製品セキュリティ評価などを行う、自動車サイバーセキュリティに特化した会社です。

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