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「スリーボンド日産自動車大学校GT-R」2012年スーパー耐久に参戦【日産自動車大学校】

2012年4月5日 (木)

日産自動車大学校は「真のクルマ好きの人財、組織に通用する人財の発掘」を目的とし、KONDOレーシングと共同で2012年スーパー耐久シリーズに参戦することを発表しました。

これは、日産自動車大学校とKONDOレーシングの共同プロジェクトとして行われるもので、レースに参戦するだけにとどまらず、レーシングメカニックの技術や組織運営に必要なチームワークを学び、次の世代を担う整備士を育成することを目的とする、日産自動車大学校の新しい教育プログラムのひとつです。

この発表は、同日に行われた日産自動車大学校入学式のあとに行われ、新入学生を前に太田憲男・日産大学校理事と近藤真彦・KONDOレーシング監督が記者会見に出席しました。記者会見で太田理事は、「日産販売会社などに優秀な整備士を送り出することがこのプロジェクトの目標ですが、このプログラムにより世界で活躍するようなメカニックに育ってほしいという気持ちもあります」と語りました。また、学校の印象を聞かれた近藤真彦監督は、「日産自動車大学校の存在は知っていましたが、こんなに設備の整った大きな学校だとは知りませんでした。日産グループには、このように充実した環境で自動車のことを学べる学校があるということも、レースを通じてアピールしたい」と述べ、「KONDOレーシングとしては、必ず1勝を挙げることを目標に参戦したい。これがチームやドライバー、メカニックのモチベーションにつながるので、指揮官としては『勝つんだ』という意識で臨みたい」とレースに対する意気込みを語りました。

具体的なプログラム内容としては、メカニックの技術を講義や実習を通して学ぶテクニカル領域と、レース運営を通じてチームワークの重要性を学ぶコミュニケーション領域のふたつの分野において様々な活動を展開していきます。参戦車両はニスモが開発した「NISSAN GT-R NISMO GT3」で、日産横浜自動車大学校に専用ピットを設置し、KONDOレーシングのメカニックが常駐して整備を行うことで、日常的にレース車両の整備風景を見学できることになります。

まずは、4月28~29日に栃木県・ツインリンクもてぎで開催されるスーパー耐久第2戦においてマシンのお披露目とシェイクダウンを行い、本格参戦は5月19~20日に宮城県・スポーツランドSUGOで開催される第3戦からとなる予定です。

記者発表の模様はこちらの「過去ライブ」で視聴することができます。
http://www.ustream.tv/channel/nissan-motorsports


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