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異なるOSで稼働するセンサシステムを同期計測 公道走行データ取得支援サービス紹介【ZMP】
2018年1月31日
異なるOSで稼働するセンサシステムを同期計測
公道走行データ取得支援サービス紹介
-お手持ちのシステムに手を加えず統合しシステム構築時間を短縮。
カメラ、LIDARなどADAS評価向けデータ計測に-
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口恒、以下ZMP)は、公道走行データ計測サービスRoboTest(ロボテスト)の計測システムとして、複数PCロガーシステムを利用したマルチにOS対応可能なシステムの事例を紹介いたします。
近年、ADAS技術や自動運転技術開発に関する開発ニーズが高まってきており、様々なセンサーを同期して計測する要望を頂いております。カメラやLIDARなど各センサの稼働するOSが異なることもあり、当社では複数のOSで動作するセンサの計測データを同期して計測するロガーを構築しました。 |
複数PCロガーを利用したデータ取得システム例 |
本システムは、Windows、Linuxが稼働する複数のPC及び、必要な計測機器を多段型ラックにコンパクトに収納したシステムです。開発中のセンサやリファレンス用のセンサのデータ収集においては、開発環境の統一が難しく、また、データ収集のための時間が限られているとの状況を聞いております。様々な開発環境で同期計測可能なロガーシステム利用により、計測のための準備時間の短縮が可能なため、現在使用しているセンサシステムや開発環境のまま、データ計測のための機材の受け渡しが可能で、開発期間への影響を最小限に抑えデータ計測することが可能です。
複数PCロガーシステムを利用した公道走行データ取得サービスは、乗用車1車種、10日間の計測の場合、600万円~(税別)となります。
ドライバー運転による公道走行データ取得支援サービス「RoboTest(ロボテスト)」
http://www.zmp.co.jp/products/robotest
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コンパクト複数PCロガーシステム |
【価格例】
RoboTest 複数PCロガーシステムを利用したデータ取得の例
乗用車×1台、ドライバー×1名、走行期間×10日間 600万円~(税別)
【複数PCロガーシステムを利用したデータ取得実績例】
データ取得目的:新開発センサーの検出結果評価データ計測
車両:乗用車(大型タイプ)×1台
ドライバー:ドライバー×16名
計測期間:約1ヶ月
場所:市街地、高速、郊外を含む公道
データ取得内容:新開発センサーデータ、車両走行データ(加速度、GPS)、
車両前方カメラ、ドライバー用カメラなどを同時取得
【実車実験走行サービス「RoboTest(ロボテスト)」について】
ZMPが提供する、ドライバーによる公道走行データ取得支援サービス「RoboTest」は、お客様の公道走行に懸かるデータ取得の企画段階からデータ分析までの支援を行うサービスです。数十人規模の走行も迅速に実施が可能です。
<RoboTestの担当領域>
【本件に関するお問合せ】
㈱ZMP プラットフォーム事業部
TEL : 03-5802-6901 / FAX : 03-5802-6908 E-Mail : info@zmp.co.jp
【㈱ZMP】
http://www.zmp.co.jp/
本社 : 東京都文京区
代表取締役社長 : 谷口 恒
「Robot of Everything人が運転するあらゆる機械を自動化し、安全で、楽しく便利なライフスタイルを創造する」というミッションのもと、①ADAS(先進運転支援)、自動運転開発用プラットフォームRoboCar®シリーズ及びセンサ・システム、②移動体メーカ(自動車、商用車、建設機械、農業機械、物流搬送機器、屋外作業機械等)向け自動運転等の開発支援、実験代行RoboTest®、③物流支援ロボットCarriRo®の開発・販売を行っています。また、2020年の無人タクシー実現に向け、公道での技術及びサービスの実証実験を重ねています。2017年からは日本初の歩道走行を目指す宅配ロボットCarriRo® Deliveryの実証実験を開始いたしました。ZMPはこれからも世の中に感動を与える製品やサービスを提供してまいります。
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