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新ギガビット・スイッチとデュアル・ポートPHYを発表し、車載イーサネット・ポートフォリオを拡充【NXPセミコンダクターズN.V.】
2018年2月6日
複数の自動車メーカーが、高度に最適化されたNXPのイーサネット・サブシステムを量産車に採用
世界最大の車載半導体ソリューション・サプライヤであるNXP Semiconductors N.V.（注1）は、TJA1102 PHYトランシーバとSJA1105xイーサネット・スイッチの投入により拡充したイーサネット・ポートフォリオを発表しました。両製品は、高度に接続され、増加し始めている自動運転車に要求される基板縮小化を実現し、自動車メーカーが高速イーサネット・ネットワークを普及させる手助けをします。
NXPは自動車向けイーサネットの標準化を積極的にけん引しており、次世代のイーサネット・ソリューションを市場に投入しています。トップ自動車メーカーは次世代自動車モデル向けに新しいイーサネット・ソリューションの採用を開始しています。NXPはこれらの自動車メーカー向けに最大100Mbpsのイーサネット速度を提供するため、ネットワーク技術と経験を活用しました。
BMWグループはイーサネットを実際の自動車に採用した最初の企業の1社です。NXPは共同創設者としてOPEN Alliance SiGをリードするとともに、車載イーサネットをオープン標準として確立することにより、BMWグループなどの先駆的メーカーに向けた100Mbpsイーサネットをベースにしたアーキテクチャの実現に大きく貢献してきました。今回拡充したNXPのイーサネット・ポートフォリオは高い柔軟性を備えており、BMWグループや自動車業界のネットワーク要件を満たすスケーラブルなプラットフォーム・コンセプトを可能にします。
自動車市場分析会社Strategy Analyticsは、イーサネット・ソケットの総数が2023年までに年間5億超に達すると予測しています（注2）。こうしたソケット数の増加は、自動車メーカーのポートフォリオのエントリーレベルの量産車セグメントに車載イーサネットがさらに普及することを意味します。イーサネット・バックボーン、およびインフォテインメントやADAS領域でのイーサネット・リンクの大幅な増加を背景に、新しい次世代車内ネットワーク・アーキテクチャが普及するようになります。
NXPの副社長兼車載イーサネット・ソリューション担当ゼネラル・マネージャーのAlex Tanは次のようにコメントしています。「今回の発表は、私たちの意欲的なシステムけん引型ロードマップの進展を実証する重要なマイルストーンとなります。NXPは単体のトランシーバから高集積システム・オン・チップ（SoC）に至るまで、NXPの先進的な車載用製品ポートフォリオと密接に連携した革新的ネットワーキング製品の提供により、市場の発展に向けて注力しています。」
NXPのSJA1105xとTJA1102について
両製品ファミリはすでに量産を開始しています。SJA1105xとTJA1102は独立した形、あるいは組み合わせた形で、高度に最適化されたイーサネット・サブシステム構築のために使用可能です。量産グレードのオリジナルNXP AUTOSARドライバは供給がすでに開始されており、半導体で提供可能な全機能をカバーしています。AVB SWスタックも、スイッチ・シリーズの既存製品向けに提供されています。
出典
注1：Strategy Analytics 2016
注2：Strategy Analytics
NXP Semiconductorsについて NXP Semiconductorsは、よりスマートな世界を実現するセキュア・コネクションとセキュア・インフラを可能にし、人々の生活をより便利に、より良く、より安全にするソリューションを推進しています。組み込みアプリケーション向けのセキュアなコネクティビティ・ソリューションで世界をリードするNXPは、セキュアなコネクテッド・ビークル、エンド・ツー・エンドのセキュリティ/プライバシー、スマートなコネクテッド・ソリューションの市場における技術革新をけん引しています。60年以上にわたって蓄積した経験と技術を活かし、NXPでは世界35か国強で3万名の従業員が活動しています。2016年の売上高は95億米ドルでした。詳細はWebサイトhttp://www.nxp.com/jp/ （日本語）をご覧ください。
NXPジャパンはNXP Semiconductorsが開発および製造する車載、認証、インフラ/産業機器、コンシューマ向けのハイパフォーマンス・ミックスドシグナル製品やプロセッシング・ソリューション、高出力RF製品などを日本市場に提供しています。本社は東京都渋谷区で、大阪および名古屋に営業所があります。 NXP、NXPロゴはNXP B.Vの商標です。他の製品名、サービス名は、それぞれの所有者の商標です。All rights reserved. © 2018 NXP B.V..
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