ニュース

世界限定333台のハンドメイドモデル Audi R8 GT Spyder を発売開始【アウディ ジャパン】

2012年3月22日

アウディ ジャパン㈱(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:大喜多 寛)は、高性能スポーツカーAudi R8 Spyderの限定生産バージョン「Audi R8 GT Spyder」を本日発表、4月下旬より全国のアウディR8取扱い店(11店:現時点)にて発売します。このAudi R8 GT Spyderは、世界で333台のみが製造され、日本には10台が投入されます。

Audi R8 GT Spyderはインテリア、エクステリア、テクノロジーの全方位で徹底的に重量を削減。フロントスポイラー、カナード、固定式の大型リアスポイラー、ドアミラーなどボディパーツにカーボンを多用することで、標準モデルのAudi R8 Spyderよりも約85kgの軽量化を実現しています。

赤い結晶塗装が施されたシリンダヘッドカバーが特徴的な改良型V10、5.2リッターFSIエンジンは、標準モデルに比べて、最高出力は26kWアップされ、412kW(560PS)のパワーを発生します。また、最大トルクは10Nm強化され、6,500rpmで540Nmを発揮。0-100km/h加速は3.8秒、最高速度は317km/hにまで到達します。

ギアシステムはシーケンシャル マニュアルトランスミッションの6速Rトロニックです。電子マネジメントシステムにより「スポーツ」「ノーマル」が用意されたオートマチックモードと、2つのマニュアルレベルが提供されます。また、停止状態からの発進時にホイールスピンを回避し、素早いスタートを可能にするローンチコントロール プログラムも搭載されています。

サスペンションには、よりレートを高めたダンパーとスプリングを組み合わせるGT専用のスポーツサスペンションを装備。車高は標準のR8 V10と比べて約10mm低められており、よりダイレクトなステアリングフィールと、アグレッシブなスタイリングを実現しています。

ブレーキシステムには、ベンチレーション機能を備えたカーボンファイバーセラミックディスクを標準装備しています。これはスチール製のディスクと比較して9kgもの軽量化を実現、バネ下重量の軽減にも貢献します。また、フロントの6 本ピストンアルミニウム製ブレーキキャリパーは、レッドのアルマイト加工を施されたGTの専用品です。

限界時の横滑りを防止するESP(エレクトロニック スタビリゼーション プログラム)にもAudi R8 GT専用チューンが施されています。コーナー脱出時のオーバーステアを実現するスポーツモードもボタンひとつで選択が可能。もちろん、サーキット走行時などのために、完全にESPをキャンセルすることもできます。

スポーツ性能に特化したAudi R8 GT Spyderですが、インテリアの素材にもこだわり、バケットシート、ウインドスクリーンフレーム、ステアリング、ハンドブレーキレバーにアルカンターラ素材を使用。高級感に富んだ感触で乗員を包み込みます。またステアリング、メーター、シート、フロアマット、サイドシルなどにはGT専用のエンブレムが、シフトノブには限定モデルの証としてシリアルナンバーが配されます。

ボディカラーはGT専用色とマットカラーのスズカグレーとスフィアブルー、そしてファントムブラックの3色を設定。さらに無償でオプションのAudi exclusiveを選択することも可能となっています。


アウディ ジャパン株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#アウディ ジャパン
#軽量化