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単一部品で最大550Vの過渡電圧から回路保護が可能なTVSダイオード「TPSMBシリーズ」を発売【Littelfuseジャパン】
2017年11月14日
回路保護分野におけるグローバルリーダー、リテルヒューズ・インク（本社：米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ：LFUS）の日本法人であるLittelfuseジャパン合同会社（本社：東京都港区）は、AEC-Q101対応の高電圧TVSダイオード「TPSMBシリーズ」を、本年11月中旬より発売します。
「TPSMBシリーズ」は、高速応答性と600Wのピークパルス電力消費定格を兼ね備えた自動車用TVSダイオードで、サージなどの過電圧から繊細な回路を保護します。小型パッケージで高電圧から保護できるため、従来のように複数のTVSダイオードを直列接続して使用する必要がなく、プリント回路基板の設計を簡易化し、信頼性の大幅な向上が可能です。また、単方向型・双方向型ともにスタンドオフ電圧の範囲が10～550Vと広いため、I/Oインターフェイス、Vccバス、サージ等の影響を受けやすい回路の保護に最適です。
なお、同製品は、当社の国内販売代理店を通じて販売します。
■特長
●自動車アプリケーションに適した600Wのピークパルス電力消費定格。
●AEC-Q101規格に準拠しているため、高い信頼性が要求されるアプリケーションに最適。
●コンパクトなDO-214AAパッケージにより、迅速で容易なPCBのレイアウトが可能。
●自動車設計要件を満たす、広範囲なスタンドオフ電圧（10～550V）により、IGBTアクティブクランプやキセノン
ヘッドランプ点火装置の保護に対応。
●IEC 61000-4-2およびIEC 610000-4-4に準拠しているため、グローバルな規制基準にも対応。
■用途
自動車用電子制御ユニット（ECU）、車載ボディコントロールモジュール（BCM）/ ローカル相互接続ネットワーク（LIN）バス / コントロールエリアネットワーク（CAN）バス、車載用センサー、オンボードエンターテインメントシステム、キセノンヘッドランプ点火装置、暖房換気空調（HVAC）のIGBTアクティブクランプおよびコンバータ / インバータシステム、バッテリー管理システム（BMS）の直列バッテリー保護
■仕様
逆スタンドオフ電圧（VR）（V）：6.4～468
ピークパルス電力消費定格（W）：600
ピークパルス電流（Ipp）10×1000μs （A）：0.8～54
最小ブレイクダウン電圧（VBR@IT）（V）：7.13～522.5
最大ブレイクダウン電圧（VBR@IT）（V）：7.88～577.5
最大クランプ電圧（Vc）（V）：11.3～760
オン電流（IT）（mA）：1、10
最大逆リーク電流（Ir@ VR）（μA）：1～500
最高温度 （度）：150、175
※詳細については、「TPSMBシリーズ」（http://www.littelfuse.co.jp/products/tvs-diodes/automotive-and-high-reliability-tvs/tpsmb.aspx）の製品ページをご覧ください。
リテルヒューズ について
1927年創立の Littelfuse, Inc.（本社：米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ：LFUS）は、回路保護分野におけるグローバルリーダーで、電力制御およびセンサー分野での世界的な躍進を確かなものにしつつあります。 同社は、ヒューズ、セミコンダクタ、ポリマー、セラミック、リレーおよびセンサーといった技術を必要とする電子機器、自動車および工業市場において世界中のお客様にサービスを提供しています。リテルヒューズは、北南米やヨーロッパ、アジアの40 カ所を超える拠点に1万人以上の従業員を抱えています。詳細についてはリテルヒューズのウェブサイトlittelfuse.comをご覧ください。
本製品に関するお問い合わせ
Littelfuseジャパン合同会社
TEL：03-6435-0750
FAX：03-3453-5505
E-mail：tmunakata@littelfuse.com
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