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高さ45mmの大型・異形部品に対応する表面実装機 ヤマハ 大型・異形対応コンパクトモジュラー「YC8」新発売【ヤマハ発動機】

2012年3月22日

ヤマハ発動機㈱は、部品サイズ100mm×100mm、部品高さ45mm、質量1kgまでの部品の搭載や圧入等への対応が可能な表面実装機、大型・異形対応コンパクトモジュラー「YC8」を開発し、2012年4月1日より発売します。
「YC8」は、当社の表面実装機の特徴である高い搭載精度や優れた操作性はそのままに、近年増加している電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)で使われる電流制御素子(パワーモジュール)など重量部品の搭載や、スマートフォンやタブレット型端末などで使われるシールドケースなどの大型部品の搭載、高荷重印加(圧入)を必要とする部品(大型コネクタ類)の搭載など、一般的な表面実装機では対応できなかった工程の自動化を補完する製品として開発されました。
搭載ヘッドのストロークを100mmとし、最大45mmの高さの部品に対応するほか、φ25mmの大型ノズルの自動交換が可能なオートノズルステーション(ANC)、自動交換式トレイ部品供給装置「ATS15」などの採用により、様々な大型部品・背高部品に対応可能な優れた汎用性を発揮します。

市場背景と製品の概要

近年大きく成長している、スマートフォンやタブレット型端末に代表されるモバイル情報機器や、電気自動車やハイブリッド車などで使われる自動車用制御機器などの電子・電気製品は、プリント基板に搭載する電子部品の小型・高密度化、高機能化を求める一方、一部に小型・軽量化が困難、あるいは基板への位置決めや固定のための挿入・圧入が必要な部品が存在し、それらの工程だけが自動化出来ず手作業が必要となっています。
「YC8」は、このような従来の小型・高密度化を追求したSMT(表面実装技術)生産ラインにおいては非自動化領域であった作業、あるいは従来のSMT設備の機能では対応が困難な作業に着目し、大型・重量部品の実装や圧入にまで対応範囲を大幅に拡充した汎用表面実装機です。
当社の表面実装機の特徴である画像認識技術や高精度位置決め及び補正技術を受け継ぐとともに、共通のソフトウエアでのオペレーションによる製造ライントータルでの品質管理が可能となるなど、ユーザーの稼働率向上やトレーサビリティ確保などにも貢献します。

製品の特徴

(1)優れた搭載能力
・ヘッドストローク100mmを確保し、最大45mmの背高部品の搭載が可能。
・最大質量1kgの重量部品に対応するほか、部品の圧入にも対応。

(2)幅広い作業にフレキシブルに対応するオプション装備
・φ25mmの大型ノズルの自動交換が可能なオートノズルステーション。
・最大15枚の部品トレイが装備できる自動交換式トレイ供給装置「ATS15」に対応。

(3)マシン幅880mmのコンパクトサイズにより、スペースを最大限に有効活用。
現在の手作業スペースからの置き換えが容易。

(4)マイコン制御により、高い部品供給速度と優れた部品位置決め精度を発揮する電動式インテリジェントフィーダー「SSフィーダー」「ZSフィーダー」に対応。
優れた段取り作業性と作業間違い防止機能などを発揮

(5)高い搭載品質の保証
多重精度補正システム「MACS」*1を採用。各種の精度変化要因に対し、複合的かつ多重的に精度補正を行い、±0.05mmの常時搭載精度を保証
*1 MACS:Multiple Accuracy Compensation System の略称。

基本仕様


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