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SUBARU BRZ/TOYOTA 86のラインオフ式を実施【富士重工業】

2012年3月16日

富士重工業は、トヨタ自動車との共同開発車である、SUBARU BRZ/TOYOTA 86の本格量産を開始し、本日、群馬製作所本工場(群馬県太田市)にてトヨタ自動車の豊田章男社長をはじめ関係者をお迎えしてラインオフ式を行いました。

当社とトヨタ自動車は2005年10月に業務提携の基本合意をした後、2008 年4月に発表した開発・生産における協力関係のさらなる発展拡大の中で、FRスポーツカーの共同開発をスタートさせました。以降、約4年間の開発期間を経て本日の本格量産開始に至りました。
企画、デザインを主にトヨタ自動車が、開発と生産を主に当社が担当した共同開発車の完成は、アライアンスの大きな成果のひとつとなるものです。

式典でトヨタ自動車の豊田社長は「新型車の開発から生産準備、販売準備に携わってこられた、富士重工業の皆さまをはじめ、すべての方々のご尽力に、心より感謝申し上げます。スバルBRZとトヨタ86は、富士重さんとトヨタでなければ、実現しなかったクルマであり、“もっといいクルマをつくる”ために始めた提携が、確実に実を結んだことを本当に嬉しく思っています。」と述べました。
当社社長の吉永は、関係者への感謝の言葉と共に「このクルマは当社の企業戦略において2つの特別な意味を持っています。1つ目は、トヨタさんとのアライアンスの進展であり、2つ目は“選択と集中”戦略の進展です。本日の生産開始は一つの大きなステップですが、決してゴールではありません。トヨタ、スバルそれぞれで、絶え間なく磨き続け、長くお客様に愛され続けるモデルとして育てていきたい。」と述べました。

富士重工業は、これからもスバルのブランドステートメント“Confidence in Motion”を通じて、お客様へお届けする「安心と愉しさ」を確かなモノづくりで実現していきます。


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