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「インターナビ」の防災・減災への取り組みを強化【本田技研工業】

2012年3月14日

Hondaは、東日本大震災などの経験を踏まえ、インターナビ・システムを通じて収集した自動車通行実績情報を「Google災害時ライフラインマップ」へ提供し、「インターナビ・リンク」のスマートフォン用アプリケーション※1に「防災・減災情報」を追加するなど、「インターナビ」を通じた防災・減災への取り組みを強化します。

Hondaは、昨年の東日本大震災および台風12号が紀伊半島に被害をもたらした際に、被災地域の移動支援を目的にGoogleへ提供した自動車通行実績情報を、新たにGoogle災害時ライフラインマップに提供し、3月7日(水)よりGoogleのウェブサイト※2にて公開しました。

また、Honda四輪車オーナーであればどなたでもご利用いただける会員サービス インターナビ・リンクのスマートフォン用アプリケーションに「防災・減災情報」を追加し、本日よりサービスを開始します。このサービスは、震度5弱以上の地震情報や津波情報といった災害に関する情報を受信した場合、ユーザーに警告するサービスです。

インターナビの防災に対する取り組みは、“情報によってクルマに安全・安心を提供したい”という想いのもと、インターナビ・システムへの防災情報提供に始まり、通行実績情報マップといったインターナビ会員以外の方々にも利用していただける形へと発展してきました。そして、インターナビの情報を多くの方々に役立てていただきたいという想いは、昨年12月に開始した「dots(ドッツ)」※3プロジェクトとして展開しており、今後も人とクルマと社会をつなぎ、さらに役立つサービスの実現に向け展開を加速させていきます。

※1  AndroidTM端末(Android2.2以降、一部機種を除く)に対応。iPhone(R)(iOS4.0以降)には後日対応予定
※2  http://google.co.jp/saigai/より「災害時ライフラインマップ」→「ホンダ」を選択
※3  「design our transportation story」の略。Hondaのインターナビ・システムを通じて収集した情報と、リアルタイムに発信される社会のさまざまな情報を組み合わせることで、多くの方々に役立つサービスの提供を目指すプロジェクトです。http://www.honda.co.jp/internavi-dots/

「インターナビ・リンクアプリ」の新機能

防災・減災情報
一般財団法人 日本気象協会から提供される震度5弱以上の地震情報や津波情報、豪雨地点予測や路面凍結予測情報などの災害に関する情報を受信した場合、アプリケーション画面上に表示し警告します。

インターナビつぶやき情報
ルート検索をしなくても任意地点周辺の現在の道路状況を確認することができます。道路状況は、インターナビ会員から収集された交通情報の統計データをもとに、「順調」「混雑」「渋滞」がそれぞれ色違いの点線で示されます。さらに、リアルタイムデータが存在する場合は「いつもより渋滞しています」など、統計データと比較した道路状況を“クルマのつぶやき”として表示します。


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