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ブガッティ新社長にステファン・ヴィンケルマンが就任【Bugatti Japan】
2017年10月26日
・ウォルフガング・デュルハイマー本人の意向による社長退任が承認される
・アウディスポーツ(Audi Sport GmbH)のステファン・ヴィンケルマンがブガッティ新社長に就任
・2017年末より新社長への引き継ぎが行われる
5年にわたりブガッティ オートモビルズS.A.S.社長を務めるウォルフガング・デュルハイマー(59歳)より2017年末での退任希望を受け、2018年1月1日よりステファン・ヴィンケルマン(53歳)がブガッティ オートモビルズS.A.S. 社長に就任いたします。
フォルクスワーゲングループ最高経営責任者 マティアス・ミュラーは、次のようにコメントしています。「ウォルフガング・デュルハイマー氏の退任希望を受け入れ、心より感謝の意を表明します。彼は18年の長きにわたり、様々なポジションでフォルクスワーゲングループに貢献し、ブガッティにおいてはヴェイロンで多大な成功を収め、続くシロンの開発にも尽力し、ブランドの新しい時代を切り開いてくれました。」
マティアス・ミュラーは続けて次のよう述べました。「ブガッティ社長に着任するステファン・ヴィンケルマン氏は、スポーツカーそして高級車部門のエキスパートとして実績があります。」「彼はこの分野で長年の実績があると同時に、エクスクルーシブな顧客に対応するセンスやブランドへの深い理解があります。ブガッティの今後の発展と、この唯一無二のブランドの未来を築いてくれると確信しています。」
ステファン・ヴィンケルマンは、2016年春からマネージングディレクターを務めるアウディスポーツよりブガッティに移籍します。それ以前は、アウトモービリ・ランボルギーニSpAの社長兼CEOを11年間務め、同ブランドをスーパースポーツカー界を牽引する自動車メーカーへと発展させました。政治学の学位を持つヴィンケルマンは、2005年にフォルクスワーゲングループに参画する以前は、フィアット社で様々な役職を経て、フィアットオート オーストリア・スイス・ドイツのCEOに着任しました。
ウォルフガング・デュルハイマーは、1986年BMW社でキャリアをスタートし、数々の職務を経験しました。自動車及び産業工学の学位を持つデュルハイマーは、1999年Dr.Ing.h.c.ポルシェAGに移り、2001年同社にてリサーチ及びデベロップメント担当役員に指名されました。10年後、ブガッティ オートモビルズS.A.S.社長及びベントレーモーターズ会長兼最高責任者、そしてフォルクスワーゲングループのモータースポーツ活動を統率する代表者に就任。その後、2012年にアウディAGの技術開発部門担当役員に指名されました。そして2年後に再度ブガッティ及びベントレーにて同じ責務を担い、ブガッティ シロンの開発及び販売を含む数々の業績を成し遂げました。それ以来、シロンはお客様やメディアより素晴らしい反響をいただいています。
ブガッティについて
ブガッティ オートモビルズ S.A.S.は、世界で最もパワフルで、最も速く、最もエクスクルーシブ、最もラグジュアリーな市販のスーパースポーツカーを製造する自動車メーカーです。このフランスを代表するラグジュアリーブランドは、1909年の創業当時から本社をフランスのアルザス地方モルスハイムに置き、2005年~2015年の期間に450台のヴェイロンを生産。その後継車として新型車シロンを2016年秋から生産しています。シロンはあらゆる点において新しいスタンダードを打ち立て、市販車では前例のない1500馬力(HP)、2000rpm〜6000rpm全域で1600Nmを発生する並外れた高トルク、そして数多くの技術革新を備え、シロンは新たな世界標準を築きました。生産台数500台限定のシロンは、現在までにすでに300台の受注を完了しています。
1998年よりフォルクスワーゲングループの傘下となった同ブランドには、約300名の社員が在籍。現在、ヨーロッパ、北アメリカ、中東及び極東の17ヶ国に34のディーラーとサービスパートナーを持つ、世界規模の自動車メーカーです。
注記:本プレスリリースに関連する画像は、ブガッティメディアラウンジ(www.bugatti.com/medialounge)から入手可能です。
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ステファン・ヴィンケルマン(Stephan Winkelmann)©2017 Bugatti Automobiles S.A.S.
ウォルフガング・デュルハイマー(Wolfgang Dürheimer)©2017 Bugatti Automobiles S.A.S.
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