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プレミアム・ミッドサイズSUV「新型XC60」を発表【ボルボ・カー・ジャパン】
2017年10月16日
■ 欧州プレミアム・ミッドサイズSUV市場で最も売れた初代XC60の後継車
■ 「ステアリング・サポート機能」による3つの最新安全機能を標準装備
■ ガソリン、クリーンディーゼル、プラグインハイブリッドの多様なパワートレインを設定
ボルボ・カー・ジャパン㈱(代表取締役社長:木村隆之、本社:東京都港区)は、2代目となるプレミアム・ミッドサイズSUV、新型XC60を本日より発売いたします。
初代XC60は2008年の発売以来好調なセールスを記録し、世界累計で約100万台が販売され、ヨーロッパで最も売れたプレミアム・ミッドサイズSUVとなりました。現在ではボルボの販売台数の約30%を占める重要なモデルです。※日本での導入は2009年
新型XC60は、最新の安全技術である「ステアリング・サポート機能」により事故回避を目的とした「ステアリング・サポート(衝突回避支援機能)」「オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)」「ステアリングアシスト付BLIS(後車衝突回避支援機能)」の3つの最新の安全機能を標準装備し、ボルボならではの安全性の向上を実現しました。
新世代のエクステリアデザイン
ボンネットはシャープな稜線と曲線で立体的に造形され、ボディサイドパネルは、曲線に深い彫りを組み合わせた造形で構成されており、機能的かつ美しいデザイン表現となっています。力強い縦長のリアライトはシグネチャーデザインとしてショルダー部を強調、ボルボのアイデンティティを継承しています。
クラスを超越した高いクオリティのインテリア
コントラストステッチを施したテイラード・ダッシュボード(InscriptionとR-Designにオプション設定)、スウェーデンの高級ガラスメーカー、Orrefors®社製のクリスタルを使用したシフトノブ(T8 Twin Engine AWD Inscription)、そして水や天候の影響によって自然に作りあげられた木目が美しい流木からデザインコンセプトを取り入れたドリフトウッドや、質感の高いメタルを用いたデコレーション・パネルなど、洗練されたマテリアルを取り入れスカンジナビアンデザインを表現しています。キャビンに存在するすべてのものが、クラフトマンシップを尽くして精緻に仕上げられています。
最新の安全技術を全車標準装備
ボルボは2009年、初代XC60から日本で初めて完全停止する自動ブレーキ「CITY SAFETY」を導入し、先進安全システムにおいても大きな進化を遂げてきました。新型XC60では、最新のテクノロジーを活用して、乗員のみならず、車外の人をも守る16種類以上の先進安全・運転支援機能「IntelliSafe(インテリセーフ)」を標準装備しています。3つのステアリング・サポート機能が新たに標準搭載となりました。
● ステアリング・サポート(衝突回避支援機能)
「衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム」が車両に対して、60km/hまで回避可能となります。これは従来の
City Safety(シティ・セーフティ)の進化版であり、ブレーキ介入のみでは衝突を避けられない状況で車両、サイク
リスト、歩行者、大型動物を検知し、それらへの衝突に対してドライバーが回避行動を取った時点で、ステアリング
操作をサポートするため操舵力を補い、場合によっては内輪にブレーキをかけ、衝突回避を支援するものです。この
システムは50-100km/hの速度域で作動します。
● オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)
対向車が接近しているときに走行車線から対向車線へ意図しないはみ出しを検知すると、ステアリングを自動で操作
し、正面衝突を回避するため自車を対向車線から走行車線に戻すよう支援します。このシステムは60-140km/hの速
度域において作動します。
● ステアリングアシスト付BLIS(後車衝突回避支援機能付BLIS)
BLIS(ブラインドスポット・インフォメーションシステム)の進化版であり、他の車両が自車の死角に入っていると
き、または隣の車線の車両が後方から急接近している場合に、それらの存在に気づかず、車線から逸脱した場合、も
しくは方向指示器を使用し車線変更しようとして衝突の危険性が高まった場合に、ステアリングを自動で操作し車両
を車線内に戻すよう支援します。このシステムは60-140km/hの速度域において作動します。
自動運転「レベル2」相当となる、アシスト機能を追加
全車速追従機能付ACCを設定した140km/h未満の速度域において、運転支援機能「パイロット・アシスト」を作動させると、わずかなステアリング操作で車線の中央を保持できるよう支援します。この機能は渋滞中でも車線を維持するようにステアリング操作をアシストし、先行車や隣接車線の他車と接触するリスクを低減させてドライバーの負担を軽減します。単独走行中でも作動させることが可能です。
3つのパワートレインを設定
新型XC60には、燃費効率とパフォーマンスを両立するボルボの新世代パワートレイン(Drive-E)として3種類のパワートレインを設定し、全てのパワートレインは、高効率の8速ATと電子制御AWDを組み合わせます。4輪電子制御エアサスペンション(T8に標準装備、他モデルはオプション)は、快適性と卓越した走行性能を両立しています。
● ガソリンエンジン
2.0リッター4気筒スーパーチャージャー直噴ターボエンジンの「T6」は、最高出力235kW(320ps)、最大トルク
400Nm(40.8kgm)を発生させます。2.0リッター4気筒直噴ターボ「T5」エンジンは、最高出力
187kW(254ps)、最大トルク350Nm(35.7kgm)を発揮し、JC08モードで12.6km/Lの低燃費を実現していま
す。「XC60 T5 AWD Momentum」の燃料消費率はJC08 モードで12.6km/ℓ、エコカー減税対象車として、「平
成17年排出ガス基準75%低減レべル」および「平成27年度燃費基準+10%(エアサスとパノラマサンルーフの両方
を装備する場合は+20%)」を達成し、自動車取得税20%軽減、重量税25%軽減となります。
● クリーンディーゼル
2.0リッター4気筒ターボディーゼル「D4」エンジンは、最高2500気圧での燃料噴射を実現する「i-ART」コモン
レール・ダイレクトインジェクションシステムや、2ステージターボチャージャーの採用等により、クラストップレベ
ルの燃費と出力特性を実現しています。最高出力は4気筒ディーゼルとしては最高レベルの140kW(190ps)、最大
トルクは4リッターガソリンエンジンにも匹敵する400Nm(40.8kgm)を発揮します。
● プラグインハイブリッド
Drive-E 2.0リッター4気筒スーパーチャージャー直噴ターボエンジンと電気モーターを組み合わせたユニットを搭
載。システムトータルで318ps+87ps(233kW+65kW)の大出力とJC08モードで15.7km/Lの燃費性能を実現す
るプラグインハイブリットモデルで、電気モーターのみで45.4kmのゼロエミッション走行が可能です。「Hybrid
モード」をはじめ電動モーターだけで駆動する「Pureモード」、2つのパワーソースを最大限に活用する「Power
モード」などが選択可能です。「XC60 T8 Twin Engine AWD Inscription」の燃料消費率はJC08 モードで
15.7km/ℓ、エコカー減税対象車として、「平成17年度排出ガス基準75%低減レベル」を達成、および「プラグイ
ンハイブリッド自動車」であることから自動車取得税、重量税が免税、自動車税が75%軽減となります。
※平成29年度エコカーCEV補助金対象
直感的な操作が可能なインフォテイメントシステム「SENSUS」
新型XC60はドライバーが直感的に操作できる独自のインフォテイメントシステム「SENSUS(センサス)」を搭載しています。インパネ中央に配置された9インチのセンターディスプレイは、赤外線方式タッチスクリーンを採用しており、北欧生まれらしく手袋をしていても操作が可能となっています。またドライバーが走行中に必要な情報は、新たに設定された12.3インチ・ドライバー・ディスプレイ(メーターパネル)と、ヘッドアップ・ディスプレイ(※)にも表示されます。さらに、音声認識機能により視線の移動をすることなく、ナビゲーションの目的地の設定やエアコンの温度調整、メディアの操作などの幅広い操作を音声で行うことができます。「SENSUS」はApple社のCarPlayとGoogle社のAndroid Autoに対応しています。さらに、スウェーデン発の音楽配信アプリである「Spotify」をはじめとする数多くの車載アプリを搭載しています。※Inscpritonグレードに標準装備
世界トップクラス「Bowers&Wilkins」のオーディオシステムを採用
新型XC60にはBowers&Wilkinsプレミアムサウンド・オーディオシステムをオプションで採用しています。総出力1100Wのデジタルアンプにリアホイールアーチに配されたサブウーファーを含む15個のスピーカーを搭載し、車内のどの座席でも、極上のサウンドを体感できます。サウンド設定はスウェーデンのイェーテボリ・コンサートホールのベストシートの音響を再現した「コンサートホールモード」をはじめ、「ステージモード」、「スタジオモード」の3つのモードから選択が可能です。
車両本体価格
※D4、T6パワートレイン搭載モデルの納車は2018年第1四半期以降の予定です。
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