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「セイフティ・エコ・ドライブ・アクションコンソーシアム」準備会が発足【データ・テック】
企業が集まり、「エコドライブ」の推進を通じて環境問題への貢献を目指す新しい試み
「セイフティ・エコ・ドライブ・アクションコンソーシアム」!
来年4月の設立を目指し、準備会が2010年11月発足。
1.SEDACとは
(1)設立の背景
温暖化ガス削減の必要性は、ますます大きく叫ばれるようになっています。
しかしながら、日本国内の二酸化炭素排出量は、減少するどころかむしろ増加の傾向を見せています。
その中で自動車からの二酸化炭素排出量が占める部分も大きく、その削減は、緊急を要する課題になっています。
(http://www.jccca.org/trend_japan/state/)
SEDACは、そのような現状の改善に「エコドライブ」の推進を通じて取り組もうという企業が主体的に参加する組織です。
(2)SEDACの主な活動予定
■数値目標の明示と実行
・各企業は、二酸化炭素排出量削減の数値目標を
公言し、実行します。
・目標達成時に得られる経費削減分の一部が原資
として提供され、新たな数値目標の達成のために
活用されます。
■企業の取り組みの報告
・公式のウェブサイトで、途中経過や個々の企業の取り組み事例を紹介します。
■エコドライブについてのノウハウの公開と共有
・セミナーやエコドライブ講習会を開催します。
・燃費実験やアドバイザー制度などを実施します。
・テーマ別作業グループを設置し、成果を挙げる仕組みを提案します。
(3)将来の展開
・京都エコポイント事業など他のエコ活動と連携し、企業だけでなく一般家庭や個人からも
コンソーシアム参加を募ります。
・エコドライブによるタイヤ交換時期の延長など、エコへの貢献範囲を広げていきます。
・目標達成分から一定分を排出権取引に使用し、コンソーシアムの収益とします。
・コンソーシアムを自立した経営組織にし、環境への貢献を通じた理想的な経営モデルとして社会に示します。
2.準備会の発足
本準備会は、コンソーシアムがこれまでにない新しい試みであることを踏まえ、様々な立場の方からご意見やご要望をいただくために発足しました。
コンソーシアムのあるべき事業内容や運営方法について具体的な検討を重ねていきます。
11月、来年1月、3月の計3回を予定しています。
3.準備会参加予定メンバー
佐川急便様、明送様、JCB様。他に大手バス会社、大手リース会社、大手輸送用機器製造会社もご参加の予定です。
また有識者として谷口正明様(財団法人省エネルギーセンターエコドライブ推進部部長)、堀川悦夫様(佐賀大学大学院医学系研究科教授)といった方々にもご参加いただきます。
環境省様にはアドバイザーとして参加していただきます。
【本件に関するお問合せ先】
株式会社データ・テック 戦略室(太田)
:03-5703-7060 受付9:00~17:00(平日)
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