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計器事業でインド南部に新会社を設立【日本精機】

2012年3月8日

日本精機㈱(本社:新潟県長岡市、社長:永井正二)は、インド南部(タミル ナドゥー州チェンナイ市)において、四輪車および二輪車用計器の製造・販売を手掛ける新会社を2月28日に設立いたしました。

新会社設立の目的は、インドにおける生産能力拡大とコスト競争力強化です。 成長拡大を続けるインド市場において、四輪車・二輪車メーカーのインド南部展開に対応し、メーター事業における当社の市場地位を確立するためです。
当社グループでは、インド北部(ハリヤナ州)において、2001年にインド現地企業との合弁で、海外現地法人「ジェイエヌエス インスツルメンツ社」(当社出資比率49%)を設立し、四輪車・二輪車用計器の製造・販売を行ってまいりました。今後、車載用計器の顧客ニーズへの対応、シェア拡大のためには新たな拠点が必要と判断し、計器の製造・販売としてはインドで2拠点目となる新会社を設立することと致しました。

新会社は、社名が「エヌエス インスツルメンツ インディア社」(以下、NSIP)、授権資本金は4億5千万ルピー(約720百万円)で、当社グループの100%出資です。

新工場予定地は、アーンドラ・ブラデーシュ州、敷地面積 約40,500㎡、建物延床面積 約11,000㎡で、土地・建物・生産設備等の投資額は、今後数年間で430百万ルピー(約688百万円)を計画しています。2012年7月に工場着工、2013年7月に竣工、2014年1月から量産を開始する計画です。徐々に生産数量を拡大し、2017年には四輪車用計器を年間60万台以上、二輪車用計器を年間150万台以上の生産を計画しております。 尚、新工場建設に先行するかたちで、外部の工場を一部レンタルし、2013年初頭に二輪車用計器の生産を開始いたします。

インド市場の計器分野に於ける当社グループの現状のシェアは、概ね四輪で30%、二輪で40%ですが、今後は、新会社設立を機に拡販を強化し、5年後の2017年には各々10%のシェアアップを目指します。

当社グループでは四輪車用計器の世界シェアを、現行の12%から15%、二輪車用計器の世界シェアを、現行の31%から40%へと拡大すべく、グローバルでの受注活動強化と設計・生産体制の拡充を展開しております。今回のインドでの新会社設立を機に、より一層の拡大を図ってまいります。

エヌエス インスツルメンツ インディア社の概要


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